高杉晋助に愛されすぎてます3

帰るぞ ページ22

久之「おれがお前らごときに…
負ける…なんて…まだ終われない…
俺はっ……」






倒れる久之を高杉は見下ろした






高杉「っは…何も始まっちゃいねぇだろうよ

…Aを捨てた時点でてめぇの人生は
終わってるよ…」







久之「…なにがわるい…りようできるものを…
りようして…なにがわるいっ…」






高杉「説教なんてするつもりねぇがな…

別に誰を利用しようが何をしようが俺にとっては
どーでもいいことだが…」




久之「…っ」




貴方「……」






高杉「あいつはもう俺のもんだ…


二度と家族だのなんだの語んじゃねぇ…
二度とあいつに…その面みせんじゃねぇ」






貴方「…っ…」





そう言って高杉はゆっくりAの方へ歩いていく








貴方「うっ…うう…」






晋助…ーーー









･






ポンッ





･









Aの頭に手を置き、優しく撫でた









貴方「…っうっ…うう…」







高杉「帰るぞ…」









貴方「…っうん…」






高杉とAは、その場をあとにした









･




久之「…殺さない…か」





神威「…殺す価値もないよ」





久之「……あんたも…参戦すれば、
俺なんて簡単にやれたはず…なぜ…
手を出さなかった」





神威「……これは晋助の戦いだからね」



ニコッといつもの笑顔を見せた神威



久之「……く…はは……くだら…ねえ…」



微かに笑うと、久之は意識を失った




銀時「…まさか、こんなことになってるとはな…」




銀時が神威に話しかける




神威「いいタイミングに来てくれてよかったよ
晋助もあんたに借りができちゃったね」




銀時「良い言い方すんな
このあとの面倒ごとは俺に押し付けるつもりなんだろ、
オマエラ」





神威「…いいや、晋助がこの男をやらなかったのは
正直驚いたけど…Aがいちゃあ仕方ないか…


このあとは旦那が何とかしてくれるんでしょ♪」









銀時「…ちっ…めんどくせぇな」

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