高杉晋助に愛されすぎてます3

かわいいところ♪ ページ2

神威「なにA、また晋助と喧嘩したの？
こりないねぇ」

貴方「…げ、神威」


晋助の部屋から飛び出したわたしは神威とばったり
遭遇してしまった


神威「げ、ってなに？」


そう言ってニコッと微笑む神威



貴方「……な、なんでもないよ…」

神威「ふぅーん、よく喧嘩するね晋助と。
それでまた飛び出してきたんでしょ？」

貴方「……う、」


たしかにいつも喧嘩して私が逃げ出して
の繰り返しな気がする…


神威「…じゃあそろそろ俺と付き合おっ！
俺だったら晋助みたいにAを悲しませたり
しないよ」


貴方「……神威」



いつもみたいにニコニコ笑って、冗談なのか本気なのか
わからない口調でそう言って…







貴方「神威はさ、わたしのこと本気なの？」


神威「…前そう伝えなかったっけ？」



貴方「………わたしの…どこがそんなにいいの…」



神威「…」



なに言ってるんだろわたし、

恥ずかしい…



神威「う〜ん、どんなところ…」


貴方「……」





神威「…かわいいところ♪」


貴方「……ええっ？！」



す、ストレート…しかもかわいいところが好きって…
いまいちよくわからない…



神威「顔真っ赤だよ？そーゆーとこかわいい」


神威はそう言って、下を向いた私の顔を覗き込むよう
に顔を近づけてきた


貴方「っ、！お、おちょくらないでよバカ！」



なんでだろう…

吉原にいた時はそんな言葉
聞き飽きるほど言われてた

だけどドキドキもしなかったし
誰になにを言われようとなんとも思わなかったのに


今は変にドキドキして顔も熱い…

相手が…神威だから…？



貴方「…神威はいつも優しいよね」



神威「好きな子に優しくするのは当たり前だろ？」


貴方「…かむい…」


そうやってまっすぐ気持ちを伝えてくれる神威


それでもその気持ちに応えられない自分が嫌いだ…


神威「…ねぇA」


貴方「…神威ごめんわたし…」


神威「デートしよっか♪」







貴方「……え？」



で、デート？？

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