22放課後の約束 ページ22
「はああ！？爆豪くんと今週末デートぉ！？」
「だああっ声でかいわ！！！！！」
学校で早速春紀に報告した
春紀の大声で、周りの視線を集めてしまったが
なんのとかやり過ごした
「勝己の名前出すのNGだから！！他の女子に
変な目で見られるでしょ！！」
「こ、ごめん…にしても返事はOKかぁ…
爆豪くんとデート、爆豪くんと水族館デート…
へへ…へへへ…」
「ちょ、きたない、よだれ」
「あ、ごめん…想像したら萌えてきた…」
…そりゃそうだよね…うちの学校でも轟くんに
並んで大人気だもんね…勝己…
私が幼馴染って周りが知ったら、居場所がなくなる
んじゃないかってくらい…
「べ、別にデートじゃないから勘違いしないで」
「何そのツンデレ、ドキドキしたんじゃないの？
誘った時っ」
「…ドキドキ…」
確かにドキドキした、けど…何のドキドキだろう
よく分からない…
「…マンネリ化してる2人には、
いいきっかけじゃない？」
「…付き合ってるみたいな言い方やめてよ…」
勝己は絶対そんなこと思ってない…
勝己は…
でも、じゃあどうしてあの時…わたしのこと
抱きしめてくれたんだろう…来てくれたんだろう
勝己の気持ちがわからない…
「春紀に言われてから…勝己のこと意識
しっぱなしだよ…」
「…じゃあ楽しみだね、水族館デート」
「うん…でもそれまでに毎朝会うし、今日も
一緒に帰るし…」
わたしがそう言うと驚いた顔をみせた春紀
「…？」
「付き合ってないよね？2人…」
「ほえ？」
春紀のいう意味が、その時のわたしには
まったく分からなかった
･
チャイムがなり、最後の授業が終わった
わたしはさっさと片付けをして、勝己と待ち合わせ
している場所へ向かう
“付き合ってないよね？“
…付き合う？これが付き合ってるって言うのかな
言わないよね…
またもんもんとした気持ちが増えたな…
教室を出る前に春紀に一声かけて出た
いつもの分かれ道…約束の場所…
まだ時間あるからゆっくり行けばいっか
そう思って歩いていると、なんだか校門で
生徒達が集まってざわざわしていた
…なんだろう…もしかしてなにか事件？
それにしてはきいろい声が多いような…
わたしは差し支えないように人混みをかき分け
校門の見える位置まできた
すると、そこに居たのは
か、勝己だった…
「…え」
勝己と目が合う
『おせぇんだよ早くしろや…』
そう言いたげの顔で私を睨んだ
そ、そうゆうわけね…
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シズク(プロフ) - きっこさん» きっこさんありがとうございます！(；；)続篇に移りましたが頑張りますのでよろしくお願いします！！ (2018年7月26日 8時) (
レス) id: 6007a626ed (このIDを非表示/違反報告)
きっこ - 話の展開が気になりすぎてヤバいです！毎回更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2018年7月25日 18時) (レス) id: 18af6740d4 (このIDを非表示/違反報告)
シズク(プロフ) - おかさん» ご指摘ありがとうございます、以降、気をつけます…。 (2018年7月15日 23時) (レス) id: 6007a626ed (このIDを非表示/違反報告)
シズク(プロフ) - 琉唯さん» ありがとうございます！頑張って面白い話考えますので今後もよろしくお願いします！！(^O^) (2018年7月15日 23時) (レス) id: 6007a626ed (このIDを非表示/違反報告)
おか - ２１ページの緑谷が緑屋になってます (2018年7月15日 20時) (レス) id: 6bb468f785 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シズク | 作成日時：2018年6月30日 16時
