21わからない気持ち ページ21
声が震えていた、
だからすぐにあいつのところに向かった。
何もなきゃそれでいい、そう思って、無意識だった
そしたら案の定泣いてやがった
クソブサイクな面で…
なんか俺に隠していやがるあの女、だけど、
問い詰めなかった。あいつが話さないってことは
何かしらの理由があるからだ…
爆豪は帰り道、空を眺めながら歩いていた
「水族館…めんどくせぇ」
つか…なんであんなに優しくしちまった…
もっと怒鳴り散らしてやりゃあ良かったのによ
昔っからあいつの悪いところ、誰でも受け入れて
そんで自分がいつも痛い目みて俺に泣きついて
きやがる……
いつまで俺とあいつは、今までと同じ関係なんだ
考えるだけでイライラしてクソほどムカつきやがる
あいつがいつまでも俺をガキ扱いして
じゃれてくるのもムカつく
だけど、クソムカつくけど……
「何だこの気持ちは…うぜェ…」
胸に手を当てグッと握った
「何なんだよクソっ！！うぜぇ！！」
･
「恋わずらいだな」
「…あ？？？」
２日後、雄英高校、1-Ａの教室にて
切島が爆豪の席の隣に座って話しかけた。
が、その第一声で爆豪はかちきれる寸前だ
「朝っぱらからなんだようぜぇ！！」
「轟から聞いたぞ爆豪！！お前にそんな仲良い
幼馴染がいるなんて知らなかったぜ！
そりゃお前、その子に恋してんだよ！！」
「あの半分野郎…後で殺してやる」
ふるふると震え、怒りを抑えている爆豪
「素直になれよ！俺は嬉しいぞお前にそんな
人間味のある心があって…なんだ、話してみろ！
俺に話してみろなぁ爆豪！！」
切島の大声に周りが反応し爆豪を取り囲んだ
教室の後ろでその様子をみる緑谷と轟
「か、かっちゃん…うそだ…かっちゃんが…」
「どんだけ驚くんだよ緑谷…」
「え、なにだれその女の子爆豪ぉ！」
「写メないのー？見せろよあるだろ爆豪！！」
「朝一緒に登校してんのー爆豪！？」
「おめ、どーゆー関係だよ爆豪ーーっ！」
一気に質問攻めをされ、
爆豪の怒りは頂点に達した。
『『うっせーんだよクソバカどもぉ！！！
俺に話しかけんなぁああああああ！！！！』』
「おはよう。」
そのタイミングで担任の相澤が教室に入る
すると一瞬で全員席についた
『おはようございます！！』
「爆豪なんだ、座れ」
「っ………(怒)」
この時、クラスはひとつになった
“爆豪…俺たち(わたしたち)、応援するからな”
「クソうぜぇ……」
爆豪はどかっと席についた
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シズク(プロフ) - きっこさん» きっこさんありがとうございます！(；；)続篇に移りましたが頑張りますのでよろしくお願いします！！ (2018年7月26日 8時) (
レス) id: 6007a626ed (このIDを非表示/違反報告)
きっこ - 話の展開が気になりすぎてヤバいです！毎回更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2018年7月25日 18時) (レス) id: 18af6740d4 (このIDを非表示/違反報告)
シズク(プロフ) - おかさん» ご指摘ありがとうございます、以降、気をつけます…。 (2018年7月15日 23時) (レス) id: 6007a626ed (このIDを非表示/違反報告)
シズク(プロフ) - 琉唯さん» ありがとうございます！頑張って面白い話考えますので今後もよろしくお願いします！！(^O^) (2018年7月15日 23時) (レス) id: 6007a626ed (このIDを非表示/違反報告)
おか - ２１ページの緑谷が緑屋になってます (2018年7月15日 20時) (レス) id: 6bb468f785 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シズク | 作成日時：2018年6月30日 16時
