誤解 ページ13
…というわけで、私と総悟は2人で
街のパトロールに出た
わたしは真選組で唯一の女性用の制服に身を包んでいる
やっぱりこの格好が落ち着くな…
そして、私が助手席、総悟が運転席に座っている
貴方・総悟「…………」
き、気まずいななんか…
万事屋にいたこと、
謝らなきゃいけないけど…
…今までどうやって話してたっけな…
思い返すと、
口を開けば喧嘩ばかりしていたかもしれない
いつから
いつからこんなに、
総悟と距離ができてしまったんだろう
貴方「…総悟…あの…」
総悟「公務中だ、私語は慎め」
貴方「あ、ごめん…
って!!公務中居眠りばっかしてる総悟に
言われたくないよ!!」
総悟「…」
あ、しまった…
また…
貴方「……じゃなくて…その、謝りたいの…」
総悟「…謝るって何を」
貴方「……真選組から出て、万事屋にいた事…」
総悟「…ちげぇだろ」
貴方「…え?」
総悟「……俺が嫌で、
一緒にいたくなかったからだろ」
貴方「!!」
なにそれ…そんなこと…
嫌なんて言ってない…
総悟「…」
総悟の顔を見た
そしたら
すごく切なそうな顔に見えた
わたしの気のせいかもしれないけど
でも、そんな気がしたんだ
貴方「……そ、総悟のこと…今までは…
ただの弟みたいな存在だと思ってた…」
総悟「……知ってるよ」
貴方「…だけど…」
総悟「……」
貴方「最近、わからないの…
変に意識しちゃって…総悟のこと」
総悟「……」
貴方「…だから逃げてた…総悟から…
ごめんなさい」
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カンフー少女 - チョー面白かったネ!きゅんきゅんさせてもらったヨ (2018年8月17日 9時) (レス) id: 4e303567c9 (このIDを非表示/違反報告)
チャリ愛用者。 - お久しぶりです!新作見に来ました!やっぱりシズクさんの作風好きです……!更新頑張って下さい! (2018年6月27日 15時) (レス) id: d4fafb716a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シズク | 作成日時:2018年6月13日 23時