鳥海さんちの妹さん 4！

変 ページ33

｢Aおはよ。｣

『あ、お兄ちゃん...おはよ』


前｢やっぱり変だよね今日のA｣

K｢うん。鳥さん居るのにテンションおかしくないもん｣

普段なら兄を見た瞬間飛びつく筈なのに今日はぎこちなく微笑むだけの妹。


｢A。ちゃんと休んでる？｣

『...休んでるよ、うん』

｢今間があった。お前、休んでないだろ｣

目敏く変化に気付く兄。

『お兄ちゃんだって忙しいじゃん...』

｢俺は休んでるもん。森川さん達も心配してるんだぞ？｣

『...私なんてまだまだだもん、休んでられないもん...』

｢昔からの癖が出てる。Aは追い詰められるとネガティブになる。｣

『うっ...』

前｢俺も心配だよ。Aに休んで欲しいと思うよ？｣

K｢そうだよ。Aちゃんクマ出来てる。ちゃんと寝てる？｣

『...寝てる』

｢嘘。｣

『寝てない...』

前｢ちゃんと寝て！...ゲームしてる俺が言う事じゃないけど...｣

K｢まえぬ...休んで寝ないと倒れちゃうよ？｣

『はい...』

｢今まだ時間あるからちょっと寝てろ。｣

『でも...』

｢寝ろ。...んで夜になったらお前ん家行くから。飯作って食わせる。んで寝せる。｣

『お兄ちゃん...』

｢妹心配しない兄がいるか？...分かったら寝る！｣

『うん、おやすみ、お兄ちゃん...』

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