031worm ページ31
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そんなん考えると泣きそうになる。
その後も、くだらん話で
盛り上がってんけど
なかなか上手く笑えん私。
「ちょっと二人で話したいんやけど」
それに気付いてか、望愛が
廉に気付かれんように
そう言って私の手を引いてくれた。
「えー、俺も行く!」
『おい!大吾行ったら俺、一人やん!
ここおってや〜』
廉がそう行って大吾の腕に
まとわりついて
私は望愛に引っ張られながら
2階の部屋に向かった。
「ごめんな、言うタイミング
間違えたわ」
「いや、なんで望愛が謝るん?
全然平気やってー」
そう言った時、無意識に
ポツリ落ちた涙。
慌てて拭うと、望愛に抱きしめられた。
「ごめんね、楽しいはずやってんに」
「いや、ほんまちゃうねん。
無意識に流れただけやから、気にせんでや」
望愛は全然悪くない。
悪いんは、真相を聞けんで
うじうじしとる自分やねんから。
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☆濱田嶺亜☆(プロフ) - 続編、気になります!これからも頑張ってください! (2016年2月1日 15時) (レス) id: 16bb1cb8e6 (このIDを非表示/違反報告)
廉桜(プロフ) - 桜星さん» いえいえ〜♪ (2015年7月30日 16時) (レス) id: 5cfb1f0fa5 (このIDを非表示/違反報告)
桜星(プロフ) - 廉桜さん» ありがとうございます(;д;)☆*゚ (2015年7月30日 16時) (レス) id: 1627bcc8b7 (このIDを非表示/違反報告)
廉桜(プロフ) - うひゃー!完結おめでとでーす!!この作品好きなんですねー!やっぱり廉さんかっこいいっすわ、ほんとに! (2015年7月30日 16時) (レス) id: 5cfb1f0fa5 (このIDを非表示/違反報告)
桜星(プロフ) - 優羽葉さん» ありがとうございます(つ_;)そう言っていただけてとても嬉しいです(〃´o`)これからもよろしくお願いします☆彡 (2015年7月28日 11時) (レス) id: 1627bcc8b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜星 | 作成日時:2015年7月5日 6時