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5 ママ ページ6
へレンがようやく泣き止んでくれ、ナミアたちは食事を再開した。
「マウディ…今日も食堂に来なかったね」
ナミアが誰にともなく呟いた。
「あぁ…あいつは優しいからな。どうせ、うつるから一緒に食べないよ、とでも言ったんだろ」
ラセが同意する。
「マウディとご飯、食べたいな」
今まで黙っていたマヤがポツリと言った。
マウディは体が弱く、救護室にいることがほとんどで、みんなが大切にしている。
そこに勉強を教える先生、“ママ” リルアが歩いてきた。
「あ、ママ」
ナミアが最初に気付き
「お母さん」
「ママ」
と呼ぶ。
「ふふ、今日も元気そうで良かったわ」
リルアは柔らかな笑みを浮かべて、ほかの子供たちの方へ歩いていく。
「ママって優しい」
ボソっとこぼすと、ヘレンはパンを一口食べた。
「ナミア、これ食べて」
ノアが肘でナミアをつつき、パンの大きなひとかけらを差し出す。
「えーっ、こんなに？こんなだからずっと背が伸びないんだよ」
そう言いながらも受け取るナミア。
いつもの朝だ。
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- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキー友達
なかなか話すことの無い女の子
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小幅(プロフ) - イベントのご参加、ありがとうございました。 スゴく面白いです！！！ この続き、待ってまーす！ (2020年4月11日 8時) (
レス) id: 62007663da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノルアン | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/akamate/
作成日時：2020年1月8日 17時
