24 決行日 ページ25
「次はルート? と言っても…」
「そう、僕達は外に出たことがないから、ルートと言っても限界がある。だから___お願いできるよね?」
ノアはそう言ってママ・リルアを見上げた。
「そうね……あの“門”なら、子供達に警戒されないよう、見張りの数が少なくなっている」
「じゃ、そこで決まりな」
ラセがまとめた。
「次は? 決行日は……まずノアの“潜入”がいつ出来るか。それによって変わるな」
「……恐らく急げば2日後には出来るわ」
「じゃ、決行日は四日後で。急ぐに越したことはない」
「ふ……四日後!?」
マウディが驚いて声を上げ、咳き込む。
「あー、マウディ、大丈夫? ラセ、四日後って、早すぎない?」
優しく背中を撫でながら、ミルマが聞く。
「いや、これがいいんだ。計画は早い方がいい」
「“本部”があるとすれば、バレたら最悪……」
ノアが言葉を濁す。
「それに、“本部”にいるエンディ達も、早く助けなきゃいけないよ!」
Aが勢いよく言った。
「そうだね。決行は四日後!それまでに計画や準備を進めること!」
Aが宣言し、秘密の会議は終わったのだった。
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小幅(プロフ) - イベントのご参加、ありがとうございました。 スゴく面白いです!!! この続き、待ってまーす! (2020年4月11日 8時) (レス) id: 62007663da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ノルアン | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/akamate/
作成日時:2020年1月8日 17時