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就業時間が終わり、周りから席を立つ音や飲みに行く話し声が聞こえる
「..,じゃあ、いい...かな...」
翔「あ、うん...。あ、もしよかったらさ、少し移動しない？」
「え？」
翔「今日は俺飯食えそうにない笑 よかったら付き合って？」
「わかった...」
ありがとうと微笑む櫻井くんの後ろをついて電車に乗る
電車の中ではお互い無言
1時間も経つと懐かしい風景
「ぁ...」
翔「....こっち来るの、久しぶりだった？」
「うん...転校してからは1度も...」
翔「そっか」
それは、転校する前までいた高校のある場所
翔「行こ」
手を引かれ見慣れた町を歩く
あ、ここコンビニできたんだ
あれ？このお弁当屋さん閉まっちゃったんだ
そんな過去と今の違いを見ながら歩いていると櫻井くんの足が止まった
翔「こっち曲がるとAが住んでた家」
「よく、覚えてるね..」
翔「そりゃね。何度も通ったから」
そう言うと寂しそうな笑顔で私を見た
私がかつて住んでた家の少し向こうには、子供の頃遊んだ小さな公園がある
そこに入るとベンチに座った
翔「...ここでどうかな？」
「うん...」
前を見ると日が赤くて、もうすぐ暗くなる頃
その風景が昔見た景色と重なって、さっきまでの緊張が収まってくのがわかる
一度深呼吸をすると櫻井くんに向き直した
「櫻井くん.」
翔「なに？」
「....櫻井くんが好きです。今更かもだけど。.....まだ大丈夫なら、私を彼女にしてもらえませんか...」
最後の方はどんどん自信がなくなってしまい下を向いてしまった。...聞こえただろうか
...そういえば、私は告白すら初めてだ
再開してから私に「好きだ」と伝えてくれた櫻井くんや大野も、こんな気持ちだったのかな
そんなことを考えてたら
翔「.....ごめん。彼女にはできない」
櫻井くんのため息まじりの声が聞こえた
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とも(プロフ) - こんばんは。初めまして。処女作から拝読させて頂きました。智くん担の私としては…智くんの一世一代の告白にキュンキュンしたけれど…ふられちゃって残念です。やっぱり10年越しの想いには敵わないですね。 (2020年5月25日 2時) (
レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
ratchet(プロフ) - つたない説明で申し訳ありません... (2020年4月29日 22時) (レス) id: b7c1610d23 (このIDを非表示/違反報告)
ratchet(プロフ) - みぃさん» こんばんは。コメントありがとうございます。この感想の私の名前が書いてある所に（プロフ）と書いてあると思います。そこからメッセージ送れると思います。よろしければやってみてください。後、青い鳥さんもやってますので...。 (2020年4月29日 22時) (レス) id: b7c1610d23 (このIDを非表示/違反報告)
ratchet(プロフ) - みくさん» こんばんは。えと、この前知ったのですが、この感想のとこの私の名前の隣に（プロフ）とあると思います。そこからメッセージ送れるみたいです！！もしよろしければやってみてください。遅くなりごめんなさい...泣 (2020年4月29日 22時) (レス) id: b7c1610d23 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 初めまして。パスを聞きたかったのですが、コミュの行き方が分かりません。 (2020年4月29日 11時) (レス) id: 9502ffdda6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ratchet | 作成日時：2019年11月26日 17時
