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気づくと私は
沖田さんの血だらけの手をとっていた
「いててててっ、おいっ、手を直で掴むなっ!!」
「あぁ、すいませんっ。」
私は自分の着物の裾を少しだけ破り、沖田さんの手に応急処置を施した
沖田さんが怪我してたの忘れて思わず手をとってしまっていた…
傷は結構深くて痛そうで、
この怪我の原因が私だと思うと本当に申し訳なく思ってしまう
「おいっ、絶対忘れてただろっ、俺が怪我してたの」
?!!!
「ま、まさか〜、そんな!忘れてないですよ!」
「顔に嘘ってかいてあるぜ。相変わらず成長しないバカさ加減で安心しやした」
こ、こいつっ
さっきは感動しちゃったけど、相変わらずの口の悪さだな。
だけど何だろうね、久しぶりに沖田さんと話せて私は心底安心している
きっと沖田さんの事だから私の罪悪感をなくそうと話しをそらしてくれたんだよね
口は悪いし勘違いされやすい性格だけど、内心はすごく優しいのを私は知っている
「沖田さんっ、ありがとうございます。迎えにきてくれて。」
今度こそ私は本心でそう言った。
いや、最初からこう言って手を掴みたかったのかもしれない
だけどこんなにも物事が簡単に進むわけはない…
「…Aっ」
声だけでわかる
「…晋助」
私達のすぐ後ろには晋助がいたのだ
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うさぎみかん(プロフ) - Nightさん» 更新遅れ気味で申し訳ないです( ; ; )そう言って頂けて嬉しいですありがとうございます!! (2018年10月9日 1時) (レス) id: 6eee0da119 (このIDを非表示/違反報告)
Night(プロフ) - 小説の続き楽しみにしてます!頑張ってください! (2018年10月8日 21時) (レス) id: 3c5c8d34df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うさぎみかん | 作成日時:2018年8月16日 3時