【銀魂】生まれ変わった私

36＿また子side ページ39

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また子side






Aさんが鬼兵隊に初めてやってきた日の事は今でも覚えてる



大方、晋助様から事情は聞いていたので受け入れる準備はできていた。そして想像通り何も映し出さない瞳を見てこちら側の人間だと思い、私は心を開いた




Aさんと仲良くなればなるほど、私はこの人の事を好きなっていくのがわかった。年のわりに考えはしっかりしているし、何より優しくてお姉さんのように私は慕っていった


そして何より家族を殺された生い立ち、自分と重ねてしまう所があり私達はこの国に復讐すると誓ったのだ







だから思っても見なかったんだ、Aさんがまさか鬼兵隊を裏切るとは




最初は許せないと思ったし、晋助様の事を考えたらやはり殺されても仕方ないのではとも考えていた




だって晋助様はAさんの事を何よりも愛していたから。





まあAさんはそういう所鈍いから晋助様の気持ちには気づかないだろうし、晋助様は不器用だからそういう態度はとらないだろう






私は大好きだったんだ、この2人が結ばれればって思ってたから


それにAさんの復讐心はこんなものなの？真選組にうまく丸め込まれたなんて情け無い、、





だからAさんのこの裏切りは許しちゃいけない、殺されるべきだ、





そう思っていた





Aさんが、ここ(鬼兵隊)に連れて来られるまでは







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