18話 ページ19
結果から言うと宴はなんのトラブルもなく終える事が出来た。ジャミルも一時間もしないうちにみんなの所へ顔を出した。本人曰く、毒の耐性があるらしく体内で解毒したとのこと。タフすぎだろ。
ジャミルとカリムに見送られ、学園に帰った頃には外はすっかり暗くなっていた。時計を見ると9時過ぎ。
遊びすぎたな。
俺の部屋は、学園の物置部屋を掃除してなんとか住めるようにしたのだ。学園長にデイヴが交渉してくれたらしい。
デイヴは身寄りのない俺を自宅に連れ込み、親切にしてくれた恩がある。デイヴが来なければ、あそこで俺は野垂れ死んでただろう。感謝してもしきれない。
布団にもぐり寝ようとするがなかなか寝付けない。
宴の時の興奮がまだ残っているのだろう。
お腹に優しいものでもつくるか。
俺は布団からでて、サビかかった扉を開け廊下に出る。廊下は真っ暗で月明かりだけを頼りに食堂へ向かう。窓から差し込む月明かりも相まっていつもより不気味だ。
ふと、前方に気配がし、身を隠して辺りを窺う。
すると誰かの話し声が聞こえた。盗みだろうか。
俺は注意すべきとおもい、声のする方へ向かった。
「おい、ダメじゃないかこんな時間に。ってまあ俺も人のこと言えないが。」
「ひいいっ、な、なんのようでござるか……」
髪が青い炎でできている少年と、ロボットの男の子がいた。何とも興味深いが、すごくビビりだ。
ここに来た目的を聞こうと口を開きかけた瞬間、その少年の言葉に目を見開く。
「お、王族の第二王子が、拙者になんのようでござるか……？」
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零(プロフ) - 続きが速く見たいです! (2023年2月11日 16時) (
レス) @page30 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
らずぴす(サブ垢)(プロフ) - 洸さん» 返信遅くなってすみません……！そう言って頂けて本当に嬉しいです！更新頑張ります！ (2022年7月31日 15時) (レス) @page30 id: f3216aef7e (このIDを非表示/違反報告)
洸 - えっちょ、は？神か？神だな？貴方は神だな？誇張じゃなく神だな？神ですね？え、今まで見た中で最高ですよコレ。更新待機しますよマジで。 (2022年4月23日 21時) (レス) @page27 id: 2f1dccb094 (このIDを非表示/違反報告)
らずぴす(サブ垢)(プロフ) - 舞さん» 返信遅くなり申し訳ございません……ありがとうございます！ (2021年11月17日 19時) (レス) id: bc678a6855 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新頑張ってください^_^ (2021年11月7日 2時) (レス) @page24 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らずぴす x他1人 | 作成日時：2021年8月21日 5時
