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羽が1枚 ページ3
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あれは、寒い冬の日のこと。
『やばっ、本置いてきた…。ごめん、取ってくる』
帰宅準備をかねてカバンを漁っていたAは忘れ物に気がついて、友人に一言謝って取りに向かった。
｢了解｣
｢先に行って待ってるわ〜｣
｢早くしてな〜!｣
『うん、わかった』
━◈━◈━◈━◈━
昼食を取ったところにあるだろう、と、ある程度目星をつけていたため、本はすぐに見つかった。
『あった……よし。人待たせてるし帰ろ』
ひっそりと置いてある本を手に取り、待たせている友人のもとへ帰ろうとした。
その時だった。
？｢あ！おい！そこの眼鏡の君!!｣
？｢ちょうどいいところにきた!!｣
『……は？』
本を取りに行った帰り、謎の2人に声をかけられました。
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
〖
しっかりもの。模範的優等生。
クラス委員を務める皆のお母さん的存在。
イケメン好き。烏野高校の情報通。
口癖は｢あ、イケメン……｣
兵庫県出身の関西女子。結構な毒舌。
百合程ではないもののイケメン好き。
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作者名：七瀬月華 | 作成日時：2021年7月29日 15時
