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モ「Aちゃん久しぶり。」
さっきまでは別の女の人に向けていた笑顔を私に向けてくれた。
「あ、おひ、お久しぶりです...。」
マ「A緊張してんじゃん!笑」
「そんなんじゃないから!!」
マ「そんなムキになんって。笑」
話しかけてくれたことに、名前を呼んでくれたことに、笑顔を向けてくれたことに、なぜだか緊張してしまう。
すぐにマサイに突っ込まれてしまったがしょうがない。
そんな私達を見てモトキくんは笑う。
モ「2人は恋人...なのかな?」
「違うよ!ただの友達!腐れ縁!!!」
シ「マサイ可哀想。笑」
「だってほんとのことだから...。笑」
マ「そうだけど。笑」
すると突然シルクくんが「あ」と言い出し女の人の方を見る。
シ「お前の紹介してなかったよな!マサイは知ってるけどAちゃんは知らないじゃん!」
モ「確かに。あかりおいで。」
私達が来たことで少しだけ離れていた場所にいた女の人をモトキくんは微笑みながら手招きして呼んだ。あかりって言うんだ。
胸がチクッと痛んだ。
モ「Aちゃん、紹介するね。俺の彼女のあかり。」
あ「はじめまして。モトキと高校の時から付き合ってます。実はAちゃんの話前にモトキから聞いてて、会ってみたいなって思ってたの!」
「...はじめまして、Aです。ははっ、そうなんだ、なんか恥ずかしい、ね。」
マ「俺はあかりちゃんと同じ大学だから知ってるけどな。笑」
「え?」
あ「私とシルクとマサイくんは同じ大学なの。」
モ「俺とAちゃんは同じ大学だもんねー。」
シ「それはみんな知ってるだろ!笑」
モ「あ、確かに!笑」
なんだか私だけ置いてかれてる気がした。
私以外のみんなは繋がってる。
マサイまで、置いてかないでよ。
「私飲み物買ってくるね!」
この場にいるのがつらくなって病室から逃げるように出ていってしまった。
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らゆ(プロフ) - ヒデさん» 自分のオリジナル作品だと勘違いしていました、指摘ありがとうごさいます。 (2019年2月16日 2時) (レス) id: cb9b22eb8a (このIDを非表示/違反報告)
ヒデ - オリジナルフラグ、ちゃんと外して下さい。違反です。ルールをちゃんと理解の上作品を作って下さい。 (2019年2月15日 6時) (レス) id: f4ac4daed2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らゆ | 作成日時:2019年2月15日 1時