16:CASE.4 質実剛健 ページ17
「鬼塚教場手を休めるな!とっとと掃除終わらせて飯にするぞ!!」
班長の叱咤の声を聞き、より一層清掃に力が入る
やっぱりこういった時の班長の統率力って凄い
「悪い松田、そっちのチリトリ貸してくれ!」
「おうよ!その代わり後でちゃんと返してく零!」
「ハハハハつまらん2点!」
『いや、そこは零点だろ笑』
手を動かしながらもふざけることは忘れない
だってただ清掃するだけじゃ面白みも何もないじゃんか
「すっかり仲良しになっちゃったなぁあの2人...最初は喧嘩ばっかだったのに笑」
「陣平ちゃんの親友の俺としてはちと、ジェラっちまうねぇ...」
『萩、それもう古いぞ笑 それにヒロも萩もアイツらと悪事働く程仲良いじゃんか。ジェラる?必要なんかねーんじゃねーの?』
「Aちゃん...そうだな笑」
「萩原くーん!次の休みの日、ウチらの教場との合コン忘れないでねー!」
「ああ 任されてー!」
「イケメンいっぱいそろえてよー♡」
「そこの金髪の外人さんとか、萩原くんの両隣の彼らとか♡」
「誰が外人さんだって?」
「あ、いえ...」
「す、すみません教官...」
「「失礼しましたぁぁ!!」」
『ぷっアハハハハハ教官だってよ、班長!!アハハハ』
「A、笑いすぎだぞ...たく、俺は教官じゃねぇっつーの!」
「それだけ貫禄があるって事じゃね?伊達班長!」
『ハハ、違いねぇ笑』
(ん?両隣?ヒロは分かるがもしかしなくても男と間違われてる...?)
考えても分からないし、とりあえず腹減った→よし、さっさと掃除終わらせて食堂に行こう
の思考に落ちた私はさっさとゴミを集めて捨てに行くのであった
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (6月6日 16時) (レス) id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:遥希 | 作成日時:2022年5月4日 23時