15 ページ16
「萩原の言う通り、ここにいたんだな松田...とAもいたのか」
「んだよ何の用だ」
「いや、今日の事件について話に来ただけだ。拳銃の取り扱いに関しての重大な違反があったが...鬼塚教官の口添えもあって、今回は不問に付すらしいよ...」
「当たり前だぜ...あの世からこっちに連れ戻してやったんだからな...」
『確かに...そのまま死ぬのをただ見てるってのは警察を志す者としてどうかと思うしな』
「だな」
「そういえば、誤認逮捕だったらしいね...君のお父さん...」
「萩の奴だな?オシャベリめ...」
「誤認逮捕は同情するけどあの場合...」
「喧嘩を止めていれば殺人自体起こらなかった可能性が高い、だろ?んなことんかってんだけどよ...間違えて親父の夢をぶっ潰したのにシレッとしてる警察が...どうにも許せねぇんだよ...」
『それで?そんな松田がどうして警察官に?』
「んなの決まってらーな...ブン殴ってこのモヤモヤを晴らしてぇからだよ...警視庁のトップ...警視総監をな!!」
「ぷっアハハハハハ!!」
『降谷、笑いすぎだ...ふふっ』
「お前も笑ってんじゃねーか...てか何がおかしいんだよ?」
「いやあ大変だと思って...かなり出世しないと総監とお近づきになれないから...」
『な、しかも松田なら問題事起こして出世も長引きそう、いや、技術面でカバーして案外早く出世するか...?』
「お前は褒めてんのか乏してんのかどっちなんだよ...
で?そういうテメェらは、何でポリ公目指してんだよ?」
「ある人を見つける為さ、急に姿を消してしまった...とても大切な女性をね...」
『エ、女目当てだったのか...意外だな』
「意外にチャレーなお前...」
「だろ?Aは?」
『...さぁ?何だろうな?』
「はぐらかさないで教えてくれよ...笑
そういや、A。さっきはゼロって呼んでくれたのに降谷に戻すのか?」
『いや?あの時は思わず口走っただけで勝手にあだ名で呼んでしまって悪かったな、と思って。あだ名の方が良ければそっちで呼ぶぞ?ゼロって。』
「じゃあそっちで頼む。俺もAの事あだ名で呼んでいいか?」
『そりゃ構わんが...』
「決まりだな、遥。」
『おう、ゼロ!!』
「おいゼロ、遥...お前ら俺の事忘れてんじゃねぇよなァ?」
『何だ?じんぺーは寂しがり屋か?笑』
「!!いや、なんでもねーよ笑」
『ふふっそうか...じゃあまた明日な、ゼロ、じんぺー。ゆっくり休めよ?』
「おう!!/ああ。」
299人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (6月6日 16時) (レス) id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:遥希 | 作成日時:2022年5月4日 23時