あの景色をもう一度【ハイキュー】 (ページ32)

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第30球凸凹チームページ32

Aside

影「トットと通常運転に戻れバカ野郎ー！！！」

先程のやり取りもとりあえず済んだようで、烏野もようやく整列した

第1セットが終了し、皆にタオルやドリンクを配りながら、烏野の様子を伺う

田「おいコラ、日向！お前…」

日「はい」

田「他の奴みたいに上手にやんなきゃとか思ってんのか？」

珍しい人がブチ切れてる？

田「おい！なめるなよ、お前が下手くそなことなんか、分かり切ってることだろうが！」

日「え゛ぇ？」

田「分かってて入れてんだろ、大地さんは！」

あっ、なんか大丈夫そう

田「いいか！バレーボールつーのはなぁ！ネットのこっち側にいる全員、もれなく味方なんだよ！」

日「…！」

田「下手くそ上等！迷惑かけろ！足を引っ張れ！それを補ってやる為のチームであり、先輩だ！」

かっこいいじゃん、田中先輩

「………ﾌﾌｯ」

岩「嬉しそうだな」

「今の烏野は凸凹でチグハグだけど、少しずつチームになってるんだって思ったら、なんか嬉しくて…」

岩「お前らしいな……だが、今日は青城(俺たち)の仲間であることを忘れんなよ」

花「Aちゃん頼むぜ」

「…！もちろんです！さぁ、5番の彼が正常に戻ったところで、皆さんは少し気を引き締めてください。油断してると流れを持っていかれますよ(やばっいつもの癖でペラペラと)」

松「そんなにやばいの？」

「……あ、いや、えっと…」

岩「遠慮すんな、お前はいつも通りでいい」

「では………烏野は攻撃力だけで言えば、県のトップクラスとも戦えるだけの力を十分持っています。彼が乱していた連携が繋がり易くなる分、当然、攻撃決定率も上がってきますから、注意するに越したことはないです。(それにまだ、とっておきを披露してないしね)」

金＆国「わかりました！！」

矢「随分気合い入ってんな…」

岩「こいつの言うことは真剣に聞いといた方がいいぞ」

「「「「………！？(岩泉/岩泉さんにそこまで言わせるって？)」」」」

***

男子生徒1「なになにー？」

男子生徒2「練習試合だって」

男子生徒3「これから第2セットじゃん」

男子生徒2「なあ、男バレってマネージャーいたっけ？」

男子生徒1「いや、いないはず………ベンチに美人が！！」

男子生徒3「本当だ！超かわいい子じゃん！」

国「Aさん、あんまり笑顔見せないでください」

「え？なんで？」

国「なんでもです(この人は、すぐに人を惹き付けるから困る)」