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第28球 青城3年生 ページ30

Aside



岩「あれは本当に国見か?」

花「あんなデレた国見初めて見たわー」

松「よく懐いてんな〜」


国見くんを見送って、コートの様子を見ていると、3人が近づいてきた


「ご無沙汰しております、岩泉さん」

岩「おう、久しぶりだな」


「お二人は…」

花「花巻貴大、WS、3年ね」

松「松川一静、MB、俺も3年」

花&松「よろしくー」



岩泉さんと共にいらしたのは、青城レギュラー3年生、花巻さんと松川さん

………何この色気?

本当に1学年しか違わないんだよね?



「烏野2年の霧谷Aです。よろしくお願いします(ニコッ」


花「松さん、これは…!」

松「やべーな、花さん!」

花&松「(っくそ可愛いー!!)」

岩「お前ら、もうやられたのか」



顔を手で覆い、悶絶していらっしゃる

何があったの?



「あの…」

岩「お前は気にすんな」



どうしたのか聞こうとすれば、すぐに止められた

岩泉さんがいいと言うのなら大丈夫だろう



岩「そういえば、国見ってあんな奴だったか?もっとドライな奴だったと思うが」


「中学の時からああいう感じでしたよ?結構、甘えん坊さんみたいで」


岩「意外な一面もあるもんだな…」


花「いつもはあんなに冷たいのにな」


松「それ、及川限定だろ?」





ずっと気がかりだった

到着してから一度も姿を見ていない“あの人”

そろそろアップの時間も終わり、試合が始まる頃

名前も出たことだし、聞いてしまおう





「まだ見かけてませんけど、どうしたんですか…青城(こちら)側の主将さん」





私が聞くと、3人共少し困った表情で、お互いの顔を見合わせていた



岩「…病院だ」

「びょう…いん……?」



病院…?なんで?

つい一か月前までは試合で活躍していたはずなのに



岩「おい、あれだぞ、深刻なヤツじゃねーぞ?」

花「そうそう…!」

松「しょうもない理由だから…!」


「???」


花「お恥ずかしい話」

松「うちの主将」

岩「体育の授業で足を痛めたんだと」



「………はぁ?」


「「「……!!!(ビクッ」」」



「あの人、今日来るんですか?」

岩「お、おう、一応その予定だが…」

「そうですか」



だったら…

ちょっと一言、申し上げなくてはいけませんね


***


花「さっきと雰囲気違くね?」

松「どうせ及川も知り合いなんだろ?同中か?」

岩「ああ……あいつ、終わったな」

松「まじかよwww」

花「ざまぁwww」

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作品ジャンル:アニメ
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幸人 - これは初神者 (2019年10月4日 17時) (レス) id: fa5f2782df (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Rei | 作成日時:2019年7月7日 5時

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