32*月と太陽 ページ33
そこそこ評価されたこと、ダンスが出来て実は人に教えるのが上手なこと。
自分ではわからない自分が人の言葉によって明かされていく。
…お陰で忙しい。
Ra*bitsのレッスンを終えたかと思えば他のユニットに足を運び、放課後には颯馬くんと一緒におさかなさんのお世話。
すべて終われば生徒会室に行き、主にはすみんから仕事をもらい会計の仕事。
そんな日々が続いていた。
『…忙しい。』
元々コミュニケーション能力は低く、それでもクラスの人達や気にかけてくれる人達のお陰で親しくできているけど…人間不信の設定は顕在していますよ！
ランチにいつもの３人に誘われたけど、適当に断り中庭を抜けよく凛月さまがいると話していた木々の木陰へ。
この学院はとても広く自然も多い。
残念ながら凛月さまは居らず、１人でのお弁当。
少し疲れていたから１人が気楽…
「おぉぉい、そんなところで具合でも悪いのかなあ？」
とても大きな声はどんどんと近付いてくる。
すぐ側に身体が大きく背も高い人…夢ﾉ咲の制服だから生徒？見たこと無い…
「こんな所でどうかしたかな？
見たところ顔色は悪くなさそうだ。」
『…えっとランチです。少し人に疲れてここに…』
「そうかそうか！木に寄り掛かっていたから体調不良かと思ったが違うのならママは安心しました。」
すごく元気…と言うか声がでかい。
零さまも凛月さまも落ち着いた話し方をされるから少し戸惑ってしまう。
「おやぁ？キミはAさんかな。
初めましてだがキミの事は知っているぞ。」
『？』
「立派にお利口に育ってくれて嬉しいなぁ。
零さんの家でお世話になっていると聞いていたが、そうかそうか。」
わからないことだらけで疑問符を浮かべるも彼は気にせず私の頭を撫でる。
零さんの撫で方とは違うけど、大きくて暖かい手。
「名乗るのが遅くなったが俺は三毛縞斑だ。
気軽にママと呼んでくれ！」
同じクラスで留学をしていた三毛縞君ことママ。
私の何を知っているのか分からないけど、太陽みたいな人…
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りっちー(プロフ) - 面白かったです！更新頑張って下さいね〜！ (2018年5月21日 20時) (携帯から) (
レス) id: ee27b93d84 (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - 夢小説好きなネコさん» 高２の後半、もうすぐ３年になる時期からのスタートなので俺様じゃありません。 (2017年8月2日 10時) (レス) id: efb045d001 (このIDを非表示/違反報告)
夢小説好きなネコ - 兄者って高2の時俺様だったような… (2017年8月2日 5時) (レス) id: fcd198aace (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モカ
| 作成日時：2017年7月29日 16時
