パン屑34個 ページ36
"｢こちらきりやーん、応答セヨー｣"
"ﾅｶ｢聞こえてるーそっちどんな？｣"
"ｷﾘ｢ダメだったわ｡村もう壊滅してた｣"
"ﾅｶ｢まじかァ…俺らの方明日交渉してみる｣"
"ｷﾘ｢シャケブルは？｣"
"ｼｬ｢俺ら今日洞窟｣"
"ｷﾘ｢は？！まだ着いてないの？！｣"
"ｼｬ｢魔物多すぎて魔力辿れねぇんだわ
で、満月だしで、Broooockもうダウンしてる｣"
"ｷﾘ｢あーだからきんときピリピリしてんのか｣"
"ｷﾝ｢してないよね？！｣"
"ｷﾘ｢え？ついた瞬間舌打ちしてたじゃんwww｣"
2人の声も聞こえ、ナカムとスマイルに安堵の笑みが零れる
1人、Broooockの声だけ確認できないが…
自身で対処出来ているなら大丈夫だろうと思いたい
"ｷﾝ｢で！Nakamu達勝算は？｣"
"ﾅｶ｢んー⋯五分五分？｣"
"ｼｬ｢意外と高ぇな｣"
"ﾅｶ｢拾ってくれた人も多分魔法使いなんだよね｡会った感じ｣"
"ｷﾘ｢え、魔法使いが普通に生活出来てたってこと？｣"
"ｽﾏ｢普通かどうかは別としてまあ、問題なく生きてたな｣"
"ｷﾘ｢ならそっちに賭けて俺ら先拠点戻るか｡満月だし｣"
"ﾅｶ｢その方がいいかも｣"
"ｷﾘ｢了解ー少し休んだら出るわ｣"
"ﾅｶ｢ん、俺らももう休むわ｣"
"ｼｬ｢おーお疲れー｣"
簡単に挨拶を交し、テレパシーが切れる
静かになった室内はやはり寂しくて
隣のベッドに転がるスマイルに声をかける
スマイルも同じだったのか、身体はこちらを向いていた
ﾅｶ｢⋯静かじゃね？｣
ｽﾏ｢それな｣
ﾅｶ｢大丈夫かな明日｣
ｽﾏ｢お前なら大丈夫だよ｣
ﾅｶ｢俺に丸投げかよww｣
ｽﾏ｢でも、俺よりお前の方が断然向いてるだろ？こーゆーの｣
ﾅｶ｢お前は直球過ぎるんだよwパン屋さんの時だって…｣
そんな話をしていれば、段々と微睡みが降りてくる
抗うこと無く瞼を閉じれば、直ぐに世界は暗転して…
次に目を開けた時、外はもう明るくなっていた
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_teto__teto_(プロフ) - とくめいさん» ありがとうございます｡これからもっと増えると思いますが…何卒、よろしくお願いします┏● (2023年2月27日 21時) (
レス) id: 81bd52e713 (このIDを非表示/違反報告)
とくめい - コメント失礼します。こちらのお話めちゃ好みに刺さりました！v.v.tの登場も熱い！応援してます更新ファイトです！(プレッシャーになりませんように…) (2023年2月26日 19時) (レス) id: e3803de454 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：_teto__teto_ | 作成日時：2023年2月14日 18時
