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パン屑11個 ページ13

城に帰ると、レウさんときょーさんが出迎えた
と言っても、同じ階で生活してるから偶々顔を合わせただけ
それでも2人は、どこか安堵したように見えた

コン「大丈夫だよw俺ら弱くないし」

ミド「ウンウン」

キョ「そーやとしても、こんな時間に出歩いとったら心配なるわ」

レウ「一言くらい残してっても良いと思うんだけど…」

コン「次があればそうするよ。ところで明日、お客さん来るから
早くよろしくね〜…あ、きょーさんまた壊しちゃったの?w」

受け取った報告書を見ながらそう言うと
2人は分かりやすく顔色を変えた

萎え、と言うよりは警戒の方に近い色…

そんなに怖い顔しなくてもいいのにねw

コン「2人が思ってるような人じゃないよwねぇ?みっどー」

ミド「パンヤサン」

キョ「は?パン屋が何しに来るん」

コン「んー…ちょっとお話?」

レウ「悪いことでもしてたヤツら?」

コン「そんなんじゃないってばww」


笑いながら言うも、信じていないらしい

きょーさんは無理やり報告書を奪って、こちらの目を奪う

綺麗な目だなぁ、なんて呑気に見ていると
目元が僅かに吊り上がった

キョ「独断で動くなって、何遍も言うとるやろ」

コン「まだ動いてないよw明日だから」

キョ「今日までの話や。護衛も連れんでこんな夜中まで」

コン「だーかーらー…俺だってそんなに弱くないって」

キョ「コンちゃんは自分の価値見直すべきやで
国の現状やら外国との交易やら見てんねんぞ?」


そう言われて、ほんの少しだけ心が傷んだ

1個人としてでなく、あくまで国の重要人物だから
攫われたら、情報を抜かれたらまずいから


そんな意味なんて込められて無くても、そう聞こえた

コン「⋯ごめんね?」

キョ「ちと考えや」

コン「そーだね」

笑えなくなって、取られた資料を取り返す

口元を隠して、目だけでも笑って見えるように…

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_teto__teto_(プロフ) - とくめいさん» ありがとうございます。これからもっと増えると思いますが…何卒、よろしくお願いします┏● (2023年2月27日 21時) (レス) id: 81bd52e713 (このIDを非表示/違反報告)
とくめい - コメント失礼します。こちらのお話めちゃ好みに刺さりました!v.v.tの登場も熱い!応援してます更新ファイトです!(プレッシャーになりませんように…) (2023年2月26日 19時) (レス) id: e3803de454 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:_teto__teto_ | 作成日時:2023年2月14日 18時

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