＿＿＿＿２１ ページ21
You side.
そう願っても時間は確実に流れていく。
少し馴染んできた大きな手に名残惜しさを感じる時間は、あっという間に訪れた。
ラ「そろそろ帰んなきゃな。」
先輩は少し寂しそうな声色でそう言った。
ラ「送るよ。」
「あ、」
ラ「え、何？」
「そういえばお姉さんに頼まれてた期間限定の、買いに行かなくていいんですか？」
ラ「え？あ、あぁ！そうだ忘れてた。」
先輩は慌てた様子でお土産屋さんに駆け込んだ。
ラ「どれにしよう、」
先輩は少し悩むような仕草を見せた。
ラ「どれが可愛いと思う？」
「私はこのネコが可愛いと思いますけど....お姉さんに頼まれてるもの買わないと怒られません？」
ラ「そっか。」
そう言って悩んだ後、新しく加わった新キャラのぬいぐるみを手に取った先輩は、レジに向かわずもう一つのネコのぬいぐるみを手に取った。
「2つ買うんですか？」
ラ「だってお前が可愛いって言うからさ。買ってやるよ。ついでだし。」
「え、いいんですか？」
ラ「今日の思い出的な？」
ニッと口角を上げた先輩は、スマートにお会計を済ませて買ってくれたぬいぐるみを私に渡してくれた。
凄く、嬉しかった。
先輩と出掛けたという証拠が形として残ることが。
思い出が増える度に、苦しさも積もっていくのだけれど。
そんな重い感情を奥に押し込むように、先輩から貰ったぬいぐるみをぎゅっと抱き締めた。
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cleam(プロフ) - y?さん» y?様、お返事が大変遅くなってしまい申し訳ございません……お恥ずかしながら通知を見落としておりました🙇🏻♀️今更ながら感謝をお伝えしたく返信をさせていただきます…！嬉しいお言葉ありがとうございました！ (12月14日 20時) (
レス) id: e2ba919ba9 (このIDを非表示/違反報告)
y?(プロフ) - とんでもないぎゅんぎゅんをありがとうございます！続きが見たくてみたくて苦しいです！ (7月16日 20時) (レス) @page39 id: a8178521aa (このIDを非表示/違反報告)
ﾗ ｲ ｽ(プロフ) - cleamさん» わああ、自担なので嬉しいです（ ; ; ） (2021年4月29日 6時) (レス) id: 6d246c6cb1 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - ﾗ ｲ ｽさん» ﾗ ｲ ｽ様＾＾渡辺くんの新作アップしたのでお知らせに参りました〜！笑 楽しんでもらえたら嬉しいです◎ (2021年4月28日 21時) (レス) id: c295088e12 (このIDを非表示/違反報告)
ﾗ ｲ ｽ(プロフ) - cleamさん» お願いします＾＾ (2021年4月27日 0時) (レス) id: 6d246c6cb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cleam
| 作成日時：2021年4月15日 22時
