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You side.
毎日のように迎えに来る先輩と過ごすようになってはや数ヶ月。
「もうすぐ期末ですね。」
ラ「んーそうだね。」
何気ない会話をする何度目かの帰り道も慣れ始めた頃。
「先輩は頭良いからテストとか楽勝ですよね〜」
ラ「何、勉強苦手？」
「得意じゃないですね....」
ラ「教えてやろうか？」
「いやいや。先輩受験あるじゃないですか。」
ラ「校内選考通ってるから。」
「え、すご。」
先輩は得意気に、そして感情のないピースを私に向ける。
ラ「で、何が苦手なの？」
「数学....」
ラ「じゃあ今日俺ん家な。」
「えっ！？い、家ですか！？」
ラ「何。不満？」
「い、いや、不満とかそういうんじゃなくて、」
ラ「あ。なんか期待した、とか？」
先輩はニヤリと口角を上げて私の顔を覗き込む。
ラ「そっか〜まだ俺のこと好きか〜しょうがないな〜」
「好きなんて言ってないですけど。」
ラ「そ？顔が俺のこと好きって言ってた。」
「どんな顔ですか。」
ラ「お前分かりやすいな。」
「何かの勘違いじゃないですか？」
そんなくだらない会話をしながら先輩の家に向かう途中、コンビニに寄って飲み物やお菓子を買ったりした。
長居する気満々みたいでちょっと恥ずかしくなって小さめのお菓子を選んだりして。
お会計をする先輩の横に立った私は、どこかずっと落ち着かなかった。
浮ついた気持ちを持っていることくらい、自分で気付いていたから。
.
.
.
「お邪魔します....」
遠慮がちに上がった先輩の家はアパートの一室で。
生活感のない整然とした部屋だった。
ラ「そんな緊張すんなって。大丈夫。
「そうなんですか、」
緊張するなという方が無理な話だ。
よく考えてみれば、学校の王子の家に上がっているなんて皆にバレたら炎上もんだ。
私がそんなことを考えているなんて1ミリも気付いていないだろう先輩は、コップを持って自分の部屋に私を招き入れた。
.
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cleam(プロフ) - y?さん» y?様、お返事が大変遅くなってしまい申し訳ございません……お恥ずかしながら通知を見落としておりました🙇🏻♀️今更ながら感謝をお伝えしたく返信をさせていただきます…！嬉しいお言葉ありがとうございました！ (12月14日 20時) (
レス) id: e2ba919ba9 (このIDを非表示/違反報告)
y?(プロフ) - とんでもないぎゅんぎゅんをありがとうございます！続きが見たくてみたくて苦しいです！ (7月16日 20時) (レス) @page39 id: a8178521aa (このIDを非表示/違反報告)
ﾗ ｲ ｽ(プロフ) - cleamさん» わああ、自担なので嬉しいです（ ; ; ） (2021年4月29日 6時) (レス) id: 6d246c6cb1 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - ﾗ ｲ ｽさん» ﾗ ｲ ｽ様＾＾渡辺くんの新作アップしたのでお知らせに参りました〜！笑 楽しんでもらえたら嬉しいです◎ (2021年4月28日 21時) (レス) id: c295088e12 (このIDを非表示/違反報告)
ﾗ ｲ ｽ(プロフ) - cleamさん» お願いします＾＾ (2021年4月27日 0時) (レス) id: 6d246c6cb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cleam
| 作成日時：2021年4月15日 22時
