新婚の朝5(レンゲソウfamily) ページ10
ラウールSide
ほんと内緒話なんてずるい!!
俺も話に入れてくれてもいいじゃん!
て思うけど、キッチンとリビング離れてて何話してるか全くわかんないし…
ラウール「よし、サンドイッチできあがり〜!」
味見をしようと、片手でサンドイッチを持ち、口元に放り込もうとすると、何やら視線が…。
めめ「ふは笑 Aから話あるんだってさ。
サンドイッチ食べてないで、お前もちょっとこっちこい」
ラウール「えー、今、味見しようと思ったのに…」
A『ごめんごめん笑』
仕方なく、サンドイッチをお皿に置き、ソファーに腰掛けた。
ラウール「で、話ってなに?」
A『あのね、私、お父さんとお母さんにお腹の赤ちゃん産むこと反対されてるじ
ゃん? でも私ね、授かった命は無駄にしたくないの…
ちゃんとこの子たちの母親になりたいと思ってる。
でね、そのことをお兄ちゃんに相談したら、『今度の休日、説得しに行こう!』て言っ
てくれてて、ラウも付いてきて欲しいんだけど…いい?」
ラウール「うん、もちろんついていくよ。」
めめ「何言われても、自分が思ってること貫き通す覚悟あるか?」
そんな覚悟、あるわけないって…。
でも、ある。と言えば嘘になるし、ない。とも言えない…
迷ったあげく、不安げにコクリと頷いた。
めめ「まぁ、俺も付いてく。だから、どーしよーもなかったら助けてあげるから
そんな、心配すんな?2人の気持ちが同じなら、ちゃんと向こうにも伝わるって
俺、思ってる。…とか熱い話してる場合じゃないじゃん!
やっべ!こーじに怒られる…」
ピンポーン!!))
めめが焦って、立ち上がろうとすると、インターホンが鳴った。
A『誰だろ?ラウ、出て〜』
ラウール「はーい!」
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