～花言葉を君に～Part3【Raul】 (ページ5)

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新婚の朝3(レンゲソウfamily) ページ5

ラウールSide

みんな！おはよー！

村上家の夫のラウールですっ！

今はね、デニムのエプロンを付け、Aが食パン切ってくれてるから

それを横で観察中。

目覚めてから、Aの身体を支えながらゆっくりと階段を降りたんだけど…

双子ちゃんだからか、お腹の膨らみがもうすごいの！

例えると…

ん～、なんだろ～。

スイカ2個分？みたいな？

とにかく、行動一つ一つがしんどそう。

そんなAを置いて、学校とお仕事には行きたくないんだよね、ほんとは。

でも、そんな訳にはいかないのが現実なんだよね。

学校休むと授業に遅れちゃうし…

お仕事はお仕事で、マネージャーさんや関係者さん

それに1番迷惑かけちゃうのはメンバーのみんなだし…

ラウール「あっ…！」

今日は、めめが来てくれるんだっけ？

『ん、？どうしたの？

もうすぐ、食パン切り終わるからここにある好きな具材挟んでね？』

ラウール「うん。ねぇ、今日ってめめ来るの？」

『あぁ、お兄ちゃん来るよ。康二くんと朝からお仕事みたいで、それ済んだら行くねって

昨日、連絡あったよ。』

ラウール「そっかー(^ ^)」

めめが来てくれるんだったら安心安心。

『はい、どうぞ…あっ、、！！」

食パンを手渡してくれた瞬間、何かを感じとったかのようにお腹を摩ったA

ラウール「え！？なに？大丈夫？お腹痛い？」

なんて僕が慌てふためくと…

『んーん(^-^)

私のお腹に手あててみて？』

ラウール「うん。」

手をそっとAのお腹に乗せる。

『どう～？』

ラウール「……」

『あれ？』

すると…

ﾋﾟｯｸ！))

ﾋﾟｯｸ！))

ラウール「…！！え？！すごい！動いてる！

へぇ～！ちゃんと元気に育ってくれてるんだね(泣)」

『ねぇ～♪…ってなんで泣いてるの？』

ラウール「ｸﾞｽｯ、なんか、ﾋｯｸ、か、ん、ど、う、しちゃったｸﾞｽｯ」

『えぇ～笑、泣くのはまだ早いよ？パパ』

ラウール「だって…(´；ω；`)」

わかってるわかってるよ。

でも、なんか涙が止まんなくなっちゃった…

僕、もっと家族を守るために強くならないと…！

ガチャ))

？「おはよ。これ持ってきたよ…ってラウール、どうした？」

『わぁ！？∑(ﾟДﾟ)びっくりしたー。』

俯いていた顔を上げると…

白ご飯が入ったタッパーを持って、不思議そうに立っていたのはめめだった。