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振り向いてほしくて【ラッキー.ツルギ】リクエスト ページ23

A「……ん…っ」

顔を伏せて眠っていたAだが、とある二人の声で目が覚めた。


「だーかーらー!このままだとAが風邪ひくかもなんだぞ!」

「こんなに気持ち良さそうに眠ってるAを起こしてしまったらどうするんだ!」


その声の主は、一瞬で分かった。

A「……ラッキー…ツルギ…?」

Aが言葉を発すると、二人は驚いたように肩がビクッと跳ね上がる。

ツルギ「なんてこった、起きていたか…」

ラッキー「あーあ…」

A「ん…何してたの…?」

ラッキー「…俺がここに来たらAが寝てて、部屋に運んでやろうとしたらツルギがこのままにしとけって…」

ツルギ「別に良いだろ。起こしたら悪い」

A「……ん?こんな事で言い合いしてたの?」

ツルギ「そんな事とはなんだ!
俺様はAの事を思って…!」

ラッキー「はぁ!?俺だってAの為に…!」

A「もう…喧嘩はダメだってば…」

そう言うと、ラッキーとツルギはお互い黙りこむ。

A「……」

沈黙の中、突然ツルギが口を開く。

ツルギ「……俺様はAの事を一番に想っているが…お前はどうなんだ、ラッキー」

その言葉に、ラッキーとAは目を見開く。

ラッキー「…何言ってんだよ。
当たり前だろ、Aの事を一番好きなのは俺だ」

バチバチと火花が散る中、Aは状況がいまいち掴めないでいた。

A「え……っと?」

ツルギ「そうか…。
だがAの事は譲れないな。諦めろ」

ラッキー「なんだよ!Aはツルギもんじゃねぇだろ!」

ツルギ「…いや、今から俺様のものだ」

そう言い、Aの頬にキスを落とす。

A「ふぇ…!?////」

ラッキー「なっ!?」

ツルギ「…これで俺様のものだな」

意地悪そうにニヤリと笑うツルギ。

A「ツ…ルギっ…!////」

顔を赤く染めたAを見て、ラッキーはツルギを睨む。

ラッキー「……っ、A!!」

A「え__ッッ…!?////」

突然声を荒げたかと思うと、Aを強く抱き寄せるラッキー。

A「らっ、ラッキー…!?////」

振り向いてほしくて【ラッキー.ツルギ】(終)→←一人だけ【スパーダ】(終)



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抹茶* - レイ君(仮)さん» リクありがとうございます。 スティンガーさんとナーガ君の取り合い了解しました! 遅くなりますが、待っていてくださると嬉しいです。 (2017年11月5日 23時) (レス) id: dd34791d6e (このIDを非表示/違反報告)
抹茶* - ねむねこさん» リクありがとうございます。 ナーガ君とショウ司令の取り合い了解しました! 遅くなりますが、待っていてくださると嬉しいです。 (2017年11月5日 23時) (レス) id: dd34791d6e (このIDを非表示/違反報告)
レイ君(仮) - ナーガとスティンガーの取り合いで、お願いします!! (2017年11月5日 20時) (レス) id: ad2d02dcde (このIDを非表示/違反報告)
ねむねこ - リクエストで、ショウとナーガの取り合いよろしいでしょうか… (2017年11月5日 18時) (レス) id: 27738059ea (このIDを非表示/違反報告)
抹茶* - ヒロさん» そのリクエストは既に配慮しているので、後日書かせていただきます。 早めに書けるように頑張ります…! (2017年11月3日 20時) (レス) id: dd34791d6e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:抹茶* | 作成日時:2017年9月11日 22時

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