41.大晦日�� ページ41
12月31日、大晦日。
撮影も年末年始ということでお休み。
家にいてもすること無く、部屋を掃除したりYouTubeを観たりと繰り返していた。
時計を見ると今年も残り1時間を切っていた。
暇だから神社に行って初詣にでも行こうかな。
私はつけっぱなしにしてたパソコンの画面を消して支度をする。
するとスマホの着信が鳴った。
誰だろうと画面を見ると｢としみつくん｣と表示されていた。
『としみつくん？もしもし…？』
と“あ、A？今家にいる？”
『うん。そうだけど…どうしたの？』
と“良かったら初詣行かね？”
『あ、今行こうと思ってたとこなの』
と“そっか。ならちょうどいいな”
『皆も来るの？』
と“いや。俺とお前の2人だけ。…嫌だったか？”
『ううん。全然大丈夫だよ!!』
と“そっか。良かった”
としみつくんと2人っきりで初詣…!?
まさか2人で年越しなんて思ってもなかった…!!
これって年越しデート？それとも年明けデート？
いやいや…そもそも私達まだ付き合ってもないのに何変なこと考えてるんだ。落ち着け私…ただ私は初詣に行くだけだ。
電話中に1人でテンパったり落ち着いたりと繰り返していると、ピンポーンとインターホンの音が聞こえた。
『ごめん。誰か来たみたい』
こんな時間に誰だろう？てつやくん？
そう思いながら玄関の扉を開けると……
と｢よっ｣
『としみつくん。早かったね』
と｢お前と電話しながら来たからな｣
『もし行かないって言ってたらどうしたの？』
と｢そりゃ…そん時はそん時だ｣
『フフっ変なの笑』
と｢うっせ!!早くしねぇと混んじまうぞ!!｣
『えっ!?ちょっと待って!!』
私は急いで残りの支度を済ませ神社へ向かった。
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ぺぺぺ(プロフ) - こぶーさん» こぶー様コメントありがとうございます！他にも緑くん落ちの小説を作っているので、そちらもよかったらお願いします！ (2022年1月6日 20時) (
レス) id: 83a7dfa38f (このIDを非表示/違反報告)
こぶー - としみつに終始きゅんきゅんでした！素敵な小説ありがとうございます！！！ (2022年1月6日 16時) (レス) @page45 id: 12a3fd5c7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぺぺぺ | 作成日時：2021年11月3日 1時
