九 ページ10
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国「おい小娘!小僧!片付けを手伝え!」
「は、はい!」
敦くんが何処かへ行っていたのか、帰ってきた。
そして、国木田さんに怒鳴られ、私は片付けを手伝う。
すると、あの美人さんと目があった。
「あっ…ち、治療、ありがとうございました!」
与「いいよ。目が醒めるの早かったねェ。妾は与謝野晶子だ。よろしく」
「紫Aです!よろしくお願いします!」
与謝野さんに挨拶ができた!
後知らないのは、与謝野さんの隣にいる人と、黒蜥蜴の人達を投げ飛ばす……か、怪力…?な少年。
その少年は、投げ終わると、こっちにやってきた。
宮「あの、自己紹介まだでしたよね!僕は宮沢賢治、よろしくお願いします」
「紫Aです!よろしくお願いします!それにしても、力強いですね…!」
宮「あはは…僕の異能が、そうゆう感じのものなので」
与「Aは治癒能力が使えるんだろう?何で自分の怪我を直さなかったんだい?」
私は口籠った。
言いたくない、私に怪我が映ることを。
だから、「体力の消耗が激しくて、できませんでした…」と誤魔化した。
まあそれも本当だけどね。
「私の異能、知ってるんですか?」
与「ああ。少しだけ太宰から聞いたよ」
「そうなんですか。皆さんの能力は__「ちょっとおお!!」__!」
異能の事を聞こうとしたら、すぐ隣でさけび声が…。
私は吃驚して、叫び声がした方を向いた。
そこには少し身長が小さめの……って、私の方が小さいんだけどね。
江「いつ僕に話振られるかなーと思って待ってたのに全然来ないから自分で話しかけた!
僕は江戸川乱歩!よろしくAちゃん!」
「よろしくお願いします。あ、駄菓子好きですか?飴が…」
江「いるっ!」
駄菓子…相当好きなのかな。
今度から沢山買っておこうかな。
江「それより、国木田くーん。僕そろそろ"名探偵"の仕事に行かないと」
国「名探偵?ああ、例の殺人事件の応援ですか」
江「そう。警察がね、この世界最高の能力を持つこの名探偵、乱歩さんの助言が欲しいって泣きついてきてさ」
国「こいつらに手伝わせます」
「私もですか…?」
敦「ぼ、僕が探偵助手ですか?そんな責任重大な…」
江「真逆。二流探偵じゃあるまいし、助手何ていらないよ」
敦「え?じゃあ何故」
江「僕、列車の乗り方判んないから」
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栗ようかん(プロフ) - 悠寿さん» わ、すみません!指摘ありがとうございます!\(°Д° )// (2018年2月13日 0時) (レス) id: 2cd9c9184b (このIDを非表示/違反報告)
悠寿(プロフ) - 1話目の与謝野さん明子じゃなくて晶子ですよ! (2018年2月11日 19時) (レス) id: 9887905400 (このIDを非表示/違反報告)
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