八 ページ9
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与「治療の時間だよ!!」
「ひっ……!」
目が覚めた瞬間、見えたのは美人さんとチェーンソー。
つまり、悪夢だ。
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太「目が覚めたかい?」
「わっ!ち、近いです!びっくりした……ここどこ…?」
太「あははーっ。相変わらず面白いね、Aちゃんはー。ここは探偵社ーよろしくねー」
「……何か、不機嫌じゃありませんか?」
太宰さんの笑顔が少し怖かった。
長く見てきたからわかる。
恐る恐る聞いてみると、太宰さんは急に黙り込んで、急に顔を上げて私の方を見た。
太「だって…!!あの後こんな事が____」
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「もう、そろそろ、げん…か、い…」
芥「A…!」
太「おっと。危ないねぇ」
芥「っ!」
太「君は敵だ。触らせないよ…?」
芥「…首領からの命令です。Aを連れて帰ろ、と」
太「へー____で?渡すと思うの?渡さないよー。
もうAちゃんは、探偵社のもの「芥…川、さ……ん…」……Aちゃんタイミング!」
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太「いいとこで芥川くんの名前を呼ぶのだから…っ!」
「何か…すみません」
太「その後芥川くん、少し頬が緩んでたんだよ!?何そのリア充感!」
「Aちゃんは私のものなんだぁぁぁ」と言う太宰さん。
私、貴方のものになった覚えはありません。
それより、芥川さんに相当執着してるな…私。
凄く尊敬してる、私の憧れの人だったから。
太「私はこれから入水してくるよ…」
「はぁ…」
去っていく太宰さん。
相変わらず面倒くさい人だなぁ…。
取り敢えず、私を治療してくれた先生にお礼を言わなきゃ。
恐ろしい仕方だったけど。
「あ…そういえば、この探偵社に後何人いるんだろう…」
挨拶してない人いるかなあ…。
そう思いながらゆっくり歩いて、事務所に向かっていると、発砲音が聞こえた。
えっ!これ、社内じゃ…!?
私は、走って事務所に向かった。
バンッ!とドアを開けると、倒れているたくさんの人。
何これ、片付いた…?
はや…この探偵社って結構ポートマフィアより物騒だったりして…。
「てゆーか黒蜥蜴…っ!?」
国「何だ?知っているのか?」
私は開いた口を手で塞いだ。
「い、いえ!何でしょうね。物騒ですね〜」と誤魔化した。
立原くんに銀に広津さん…。
大丈夫かな…。
話したいけど、我慢だ…。
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栗ようかん(プロフ) - 悠寿さん» わ、すみません!指摘ありがとうございます!\(°Д° )// (2018年2月13日 0時) (レス) id: 2cd9c9184b (このIDを非表示/違反報告)
悠寿(プロフ) - 1話目の与謝野さん明子じゃなくて晶子ですよ! (2018年2月11日 19時) (レス) id: 9887905400 (このIDを非表示/違反報告)
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