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爆弾魔「嫌だァ……もう嫌だ……」




探偵社内に入ると、爆弾魔さんが人質をとって机の上に座っていた。

今、冷静を装いながらも凄くパニックな私。
どっ、どどど、どうしよう。




爆弾魔「全部お前等の所為だ……武装探偵社が悪いンだ!社長は何処だ!早く出せ!
でないと___

爆弾で皆吹っ飛んで死ンじゃうよ!」


太「あちゃー」


国「怨恨だ」


「たたた大変ですね。ど、どどど、どぅーするおつもりで」


太「冷静かと思ってたけど、結構動揺してたんだね」




どうやらあの爆弾魔さんは探偵社に恨みがあるらしくて、社長に合わせないと爆破するとの事らしい。

人質さんの隣に置いてあるのは高性能爆薬。
先に人質をどうにかしないと…。

すると、太宰さんと国木田さんがジャンケンを始めた。
それで決めるのか…。

負けたのは国木田さんだ。




国「おい。落ち着け少年」


爆弾魔「来るなァ!吹き飛ばすよ!」


国「…」


爆弾魔「知ってるぞ。アンタは国木田だ!アンタもあの嫌味な能力とやらを使うンだろ!?
妙な素振りをしたら皆道連れだ!」


太「まずいねこれは」




ひ、ひえぇぇぇ…!
恐ろしい爆弾魔さん…!

能力者は殺される!?
じゃあ私も殺されるぅぅ!!




太「探偵社の私が行っても余計警戒されるだけか……却説、どうしたものか」




そして、太宰さんはこっちを向いて、ニタァと笑う。
あ、終わったなこれ。




敦「や、やややや、やめなさーい!親御さんが泣いてるよ!」


「私も泣きそう(泣)」


爆弾魔「な、何だアンタら!」


敦「ぼぼ、僕はさ、騒ぎをき、聞きつけた一般市民ですっ!いい、生きていれば好いことあるよ!」




そこからは、私は何も口に出さなかった。
中島さんの、まるで素のような演技で爆弾魔さんを圧倒してる。

私は邪魔をしないよう口を閉じて、国木田さんの後ろに隠れた。




敦「ね、だから爆弾捨てて、一緒に仕事探そう」


爆弾魔「え、いや、ボクは別にそういうのでは」




そこからは早かった。
国木田さんが、異能力の独歩吟客を発動して、爆弾魔さんをとらえた。

終わった…と思ったら、真逆の爆弾の音再び。




敦「爆弾!爆弾!あと5秒!?」




爆風を抑えるには……何か被せないと…!

私が…っ!




「異能力、源氏も……なっ…!中島さん!?」


太「莫迦!」




やばい、と思って目を瞑った。



四→←二



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栗ようかん(プロフ) - 悠寿さん» わ、すみません!指摘ありがとうございます!\(°Д° )// (2018年2月13日 0時) (レス) id: 2cd9c9184b (このIDを非表示/違反報告)
悠寿(プロフ) - 1話目の与謝野さん明子じゃなくて晶子ですよ! (2018年2月11日 19時) (レス) id: 9887905400 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:栗ようかん | 作者ホームページ:http://なし  
作成日時:2016年7月27日 12時

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