検索窓
今日:2 hit、昨日:38 hit、合計:82,895 hit

ページ11






箕浦「遅いぞ探偵社!」


江「ん?きみ誰?安井さんは?」


箕浦「俺は箕浦。安井の後任だ。本件はうちの課が仕切る。貴様ら探偵社は不要だ」




現場に着くと、刑事さんが沢山いた。
亡くなったのはご婦人。

私達が来て早々、不要だと言われた。

でも、江戸川さんが色々と反抗してる。




江「それ、何も判ってない、って云わない?」




…何かかっこいい江戸川さん。

この人の異能、見てみたいな…。
そう思っていたら、網に何かがかかったとのこと。



刑事「ひっ、人だァ!人が掛かってるぞォ!」


箕浦「何だと!」




第二の被害者!?
そう思って駆けつけると、そこには網に掛かった太宰さんが。

…えっ!?太宰さん!?




太「やあ敦くん、Aちゃん。仕事中?おつかれさま」


敦「ま……また入水自 殺ですか?」


太「うふふ。独りで自 殺なんてもう古いよ敦くん」


敦「え?」


太「前回美人さんの件で…」




何か語りだしたら太宰さん。

長いから省略しよう。




太「と言うわけだ。そこでAちゃん、私と一緒に心中しないかい?」


「江戸川さーん、事件どんな状況かわかりましたかー」


太「冷たい…!冷たいよAちゃん…っ」


江「ところが僕は未だ依頼を受けていないのだ。名探偵いないねえ、困ったねえ」




太宰さんは無視だ無視。
今は事件の方が重要。

でも、江戸川さんはまだ依頼を受けていない。

すると急に、杉本巡査に60秒で事件を解決しろとの無茶振りを…。




杉「そ……そうだ。山際先輩は、政治家の汚職疑惑、それにマフィアの活動を追っていました!

そういえば!マフィアの報復の手口に似た殺し方があった筈です!
もしかすると先輩は捜査で対立したマフィアに殺され___」


太「ちが「違いますよ」おっとAちゃん」


「すみません、太宰さん」




いくら杉本巡査でも、マフィアのせいにするのは許せない。
マフィアとは報復の手口が微妙に違う。

今は探偵社所属の私でも、元はマフィアのみんなの一員。

何でもみんなのせいにされるのは嫌だ。




「マフィアの手口は、まず裏切り者に敷石を噛ませて、後頭部を蹴りつけ顎を破壊。激痛に悶える犠牲者をひっくり返して、胸に三発」


敦「うえっ」


杉「た、確かに正確にはそうですが……」


太「この手口、マフィアに似てるがマフィアじゃない。つまり___」


箕浦「犯人の……偽装工作!」



十一→←九



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (38 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
55人がお気に入り
設定タグ:文スト
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

栗ようかん(プロフ) - 悠寿さん» わ、すみません!指摘ありがとうございます!\(°Д° )// (2018年2月13日 0時) (レス) id: 2cd9c9184b (このIDを非表示/違反報告)
悠寿(プロフ) - 1話目の与謝野さん明子じゃなくて晶子ですよ! (2018年2月11日 19時) (レス) id: 9887905400 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:栗ようかん | 作者ホームページ:http://なし  
作成日時:2016年7月27日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。