魔法使い【wrwrd】 (ページ1)

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episode1/少年zm ページ1

1.少年zm

｢かえろーぜー｣

緑色のパーカーでフードを被っている少年は友達と遊んでいる

｢そういえばそろそろ成績表出るんじゃね？｣

そう問いかけをしてくるのはスター大先生と呼ばれる鬱島大

｢大先生全部ダメやろな…｣

そう深刻な表情を作るのは天乃呂戊太。ロボロと呼ばれている

｢ｱｰﾊｯﾊｯﾊｯﾊｯwwww全部wwだめwwww｣

そう大笑いしているのは捏島孝行、コネシマと呼ばれている

｢割とガチで真面目にダメかもしれへんぞ｣

そういうのは桃瀬豚平。通称トントン
学級代表をしている

みんな今年のクラスはバラバラだったが幼なじみ、家が近いということもありよく一緒に遊んだり帰ったりしている

｢俺は完璧すぎやと思うけどな｣

成績表が帰ってくる日
三者面談にてー

｢鳥井希くんはいつも元気でいい事なんですが協調性が＿＿＿＿｣

いつもこうだ。
俺には協調性で×、△以外を貰ったことがない

帰っている最中

｢ぞむ、お母さんはね、協調性が無いことに怒ることも呆れることもしない。あなたは真っ直ぐでいい子だから。でもね、やんちゃはしすぎちゃダメよ？｣

お母さんは俺を怒ることなんてほとんどない

｢俺遊んで帰る｣

｢そう？遅くならないようにね｣

そうしてお母さんとは分かれ1人ゆっくり歩いて帰る

そうすると後ろから声がかかった

『なぁ少年、飯行かへん？』

｢…はい？｣