『 私一人だけ前世の記憶が無いってやばくない？？ 』【鬼滅の刃】【現パロ】

拾漆 女心も難しい ページ18

『 それでね… 』


玄弥「 馬鹿かよA 」ｱﾊﾊ



最初見た時はヤンキーかなって思ったけど、玄弥は優しい人だった。

悩んでる時は聞いてくれるし、こうやって嫌そうだけど一緒に登校してくれるし……


なんだかんだ、私は玄弥の事が好きなんだなって思う。

本人わからなくて怖いけど。



『 あっ私こっちだった。じゃあね！玄弥先輩！！ 』



玄弥「 先輩呼びやめろって！またなA 」ﾆｺﾆｺ




……



私は玄弥と別れたあとも、玄弥の後ろ姿を見ていた。

数人の女の子に絡まれる玄弥。


ちょっと嫉妬しちゃうな…



でも玄弥は私の物じゃない。みんなの玄弥だ。


でも……でも、私一人だけ見てくれたらな……


───────────


善逸「 Aちゃぁぁん！おはよう！！今日も可愛いねえ結婚しよ！！ 」



『 嫌ですー善逸とは親友のままがいいですー 』



善逸「 えっ！？俺Aちゃんの親友！？嬉しい！！ 」ﾊﾟｱｧｧｧｱ!!



炭治郎「 善逸にA！おはよう！ 」禰豆子「 むーむー 」



伊之助「 俺もいるぜ！！ 」




イツメンと別れたあと、炭治郎と伊之助と私で教室に向かっていた。


すると、炭治郎が私をすんすんと嗅いできた。



炭治郎「 ……？ 」ｸﾝｸﾝ




『 え……？どしたの？？臭い？ 』




伊之助「 紋次郎？ 」




何回か嗅いだ後、炭治郎は不思議そうな顔をした。




炭治郎『 Aから悩んでる匂いがする……どうしたんだ？ 』





えっ怖っ炭治郎そんな匂いわかるの？？

たしか前にもこんな時あったな…




『 あ、女子特有の悩みだからダイジョブダイジョブ 』



炭治郎「 そうか…何かあったら力になるぞ！ 」



伊之助「 猪突猛進！猪突猛進！！ 」



炭治郎「 あっコラ！伊之助！！廊下を走るんじゃない！！ 」



『 …ふふ、 』




女心って複雑だな。

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