後編 ページ24
作者はこのような体験をしたことがないのでなんか間違ってたらすみません…!!
現実ではこんなことないかもしれませんが、まぁ、小説なんで!
自由に書いていいよね! by作者
ラントside
ここの博物館では、古代の石や化石などが埋まっているかもしれないという場所があるらしい。
そこでは、化石などを発掘する体験ができる
...と、Aが見せてくれたホームページに書いてあった。
ちなみに、Aが無理矢理、蛇山やハスキアンも連れてきた。
二人はあまり乗り気ではなかったが...。
やはり、Aに言われたら断れないようだ。
…まぁ、あんな可愛い顔で「…ダメですか?」と言われれば断れんだろう。
私たちは、係員の説明を受け、発掘体験を始めた。
カンッ。
甲高い音が響き渡る。
結局、こういうのは何も見つからずに終わるだろう。
というのはわかっていても、心のどこかで私がワクワクしている。
何が出てくるか分からないドキドキ感のような。
…まだ、私も子供だな。
ガンッ。
そこで、隣のAの方から鈍い音が聞こえてくる。
ラント「A?どうした?」
音に少しびっくりしながらも問う。
A「なんか、テキトーにやってたら硬いものがあって…。」
係員「おっ、それ、化石とか鉱石とかの可能性が高いですね〜♪」
A「うわぁっ!」
後ろから係員が顔をのぞかせたので驚く。
Aは、声まで上げていた。
急に来られるのは心臓に悪いな…。
A「えと、これ、どうすればいいですか?」
係員「周りから切り崩していきます。どこまでその硬いやつがあるかを探っていくんです。」
丁寧に説明してくれる。
Aは、その説明に従って、岩を切り崩して行った。
ガンッ。
A「わっ、取れた!」
と言ってAが拾い上げたのは、淡いピンクが見える石。
係員「すごい!これ、ロードクロサイトですよ!小さいですが、めっちゃ高価な宝石です!ここで採掘されたのは初めてです!こんなのがあったんだ…!」
ロードクロサイト。北海道あたりでよく取れると言うローズクォーツの一種だったか。
係員がこの上なく興奮している。
ラント「愛、清浄、が石言葉の石だ。」
A「よく知ってますね!」
これを知った時、Aにぴったりの石だな、と思って覚えていた。
A「綺麗…。ふふっ、楽しかった!」
ラント「私もだ。」
綺麗な宝石と、綺麗なAの笑顔が見られたことが幸せだ。
と、言う勇気はなかった。
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咲代(プロフ) - らるこさん» 書けるかどうか、保証は全くできませんが、それでもよければ……といった感じです。 曖昧な返答しかできず申し訳ございません……! (2023年2月18日 22時) (レス) id: 3080073bcd (このIDを非表示/違反報告)
らるこ(プロフ) - 今リクエスト受け付けてますか? (2023年2月18日 11時) (レス) id: bfd6a96e81 (このIDを非表示/違反報告)
咲代(プロフ) - はなねさん» わー!リクエストありがとうございます!!最近更新出来ていなかったので上手く書けるかは分かりませんが頑張ります!気長にお待ち下さい〜 (2022年3月24日 8時) (レス) id: e37cac3f41 (このIDを非表示/違反報告)
はなね - リクなんですけど、ワイルドボーイとキスしないと出られない部屋的なのお願いします。! (2022年3月23日 23時) (レス) id: 14c492ea3a (このIDを非表示/違反報告)
広美(プロフ) - 咲代さん» 久しぶりの更新を頑張ってくださいね!応援しているのでこの作品が続編に行くことを願っています♪ (2021年5月2日 14時) (レス) id: 92bb233a42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:咲代 | 作成日時:2020年10月11日 10時