【CS】有馬伊月【busters】 (ページ3)

今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:493 hit

3 ページ3

【超能力】自分にかかる引力を調整できる超能力

トリガー：自分の身体が、かすり傷一つない万全の状態であること

自身にかかっている引力の向きと大きさと作用点を調整できる。
大きさに関して、完全になくすことや遥かに大きくすることは不可能。多少の増大と減少のみ可能である。
向きは変幻自在。作用点も、自分の体の中でなら自在に動かせる。

この能力を応用すると、一点に作用点を集め、そこから引力を一方向にかけて自分をその方向へ引っ張る、すなわち素早く移動させることができる。
また、上空の方へ引力を集め続けることで、飛ぶことも可能。
(引力がかかっていることは大前提。しかし全ての物体は万有引力を持つため、基本的に引力の有無について考える必要はない)

一見便利そうな能力だが、干渉できるのはあくまでも自分にかかる引力のみなので、汎用例はたくさんあるが、その多くには実用性がない。

一方向に引力を集めるのは比較的簡単だが、4方向以上への分散は負担が大きく、暴発を引き起こしかねない。

過度な大きさの調整による負担、一度に向きを何方向にも向けて調整することによる負担、能力の長時間使用による負担のいずれかで、能力の暴発が起こりうる。

1日に発動できる回数などの制限はない。
しかし、使用すると疲労が蓄積されていくため、実際は伊月の体力の限界が制限となる。
例えば、飛び続けるのは2時間が限界。これは飛んで何もしていない際の時間なので、戦闘となれば使用可能時間はせいぜい1時間ほど。

運動において、体力(特に持久力)が上がれば、疲労は多少軽くなるのと同じように、この能力においても、一般の人や運動選手などが行うトレーニングである程度の効果時間の延長ができる。
しかし、どれがこの能力に効果のあるトレーニング法なのかは、まだ誰にも分かっていない。
そのため、伊月は毎日、走り込みだったり、筋力トレーニングだったりと、手当たり次第、持久力の上がりそうなものを行っている。

トリガーのせいで、普段から怪我をしないよう細心の注意を払わなくてはいけない。
少しでも怪我をしたらすぐに医務室で手当てを受けているため、必要なときに能力を使えない、ということはあまりない(が、ごく稀にある)。
幸い、能力の応用で素早い移動が可能であることから、戦闘中は攻撃を避けながら敵に近づくくことがほとんど。
怪我をすれば一気に戦闘力が落ちるため、他人よりは回避行動に集中力を割いている。