4話 ページ20
コマ「するつもりです！！」
寺刃ジンペイと同じように、彼も敬礼をした。
ラント「新しい部として登録された、YSPクラブというのは、君たちのことだな...？」
コマ「そうです！」
品位もないし、気に入らない。
ラント「...。」
この部を更生させる必要がある。
これ以上学園の品位を損なわれるわけにもいかないしな。
ラント「学園長からの直命で認定されたというが、私は認めていない。」
彼らの前に1歩ほど、前進しながら言った。
ジンペイ、コマ「？」
ラント「君たちの活動が、学園の品位を損なうようなことがあれば...。」
彼らの方に、視線を切り替える。
ラント「廃部に追い込む。」
コマ、マタロウ「えぇ？！」
ラント「覚えておくがいい。この学園は実質、この霧隠ラントによって掌握されていることをな...！」
私は生徒会メンバーを引き連れて歩いていった。
これで、あいつらも少しは品位のある行動を取るだろう...
Aside
FSTも終わり、私は帰ろうと歩いていた。
すると。
どぉぉぉぉん
物凄い轟音が聞こえた。
何事？！
音の方に向くと、さっきぶつかった子達ともう一人の男の子で、めちゃくちゃでかい中年男性と交戦しているのが見えた。
...は？
自分で言っておいてあれだけど、は？？
理解が追いつかない。
？「さぁみんな！攻撃フォーメーション、サクラサクセブンティ、発動よ！」
女の子の声も聞こえる。
ジンペイ「了解でありまーす！」
ラント君が寺刃ジンペイ、と言っていた子だろう。
赤髪の男の子が飛びながら敬礼している。
？「なにそれ！テキトウなフォーメーション名に、テキトウに返事してるし！」
空中でツッコむメガネの男の子。
ジンペイ「ヘイマタロウ！」
マタロウ「うぇっ？」
ジンペイ「ヘーイコマ君！」
コマ「うわぁっ！」
縄を三人が持つ。
そして地面に降りる三人。
もう一度飛翔したときは、めちゃくちゃでかい中年男性に縄が絡まっていた。
中年男性は、よろめいてその場に倒れる。
A「大丈夫？！」
私は彼らのもとに近づいていく。
ジンペイ「あっ！さっきの！」
マタロウ「えっ？誰？！」
急に出てきたらまぁ驚くか。
コマ「さっき、廊下でジンペイ君とぶつかった先輩なんだけど...なんでいるんですか？！」
A「いや、みんなが見えたから...」
ジンペイ「そんなことより、お前！何が目的でこの学園をうろついていた！」
中年男性「それは...どうしても、娘に一言謝りたくて...」
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咲代(プロフ) - 蘭さん» ありがとうございます！！！！更新待ってくれてたんですか！？感謝でしかないです...！！これからもよろしくお願いします！！ (2020年12月4日 17時) (
レス) id: e37cac3f41 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 更新待ってました！テストお疲れ様です(*^^*)またお話めっちゃ楽しみにしています！！ (2020年12月4日 13時) (レス) id: abaf78baee (このIDを非表示/違反報告)
咲代(プロフ) - 蘭さん» よかったです〜！！ありがとうございます！更新頑張りまっす！！ (2020年11月13日 6時) (レス) id: e37cac3f41 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 凄く面白いです！ラントくん好きなので、とてもありがたいです！！これからも更新待ってます！！ (2020年11月13日 2時) (レス) id: abaf78baee (このIDを非表示/違反報告)
咲代(プロフ) - 花音さん» 初めまして〜！！ありがとうございます！！嬉しいです！！！！！応援よろしくお願いします！ (2020年11月11日 6時) (レス) id: e37cac3f41 (このIDを非表示/違反報告)
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