131話 新しい人 ページ38
『ふぅ〜…今日も遅れちゃったよ』
Aは生徒会の切り盛りを
どうやら今は1人だけで一気にしているらしく
部活には遅れながら来ていた。
『すみません、遅れました!』
「おう!」
そう言いながらAは
スクイズボトルを用意し始めたいた。
『ひぃ〜』
「大丈夫か?」
「さすがに午前で終わるために
力みすぎじゃないの、平気?」
急いで準備をしている
月島と影山が声をかけた
「動くと頭が疲れるぞ」
「影山みたいにバカじゃないし
さすがにそれはないよw」
「んだとこらぁ!」
『心配してくれるなら、
影山はいちいちうるさくならないで』
「うぐっ」
「ぷっ!」
『月島も単細胞の影山に
こういうこと言うとめんどくさいから』
「ほーいw」
「お前…何気に悪気あるな」
『気合を入れさせてると言ってね』
すると体育館に清水が入ってきた
「みんなちょっといいかな!」
清水が全員に声をかけると
彼女の後ろから金髪の少女が
ガタガタしながら動いていた。
「新しい人見つかったんすね!」
『え?』
「何々?」
「どうしたんすか?」
ぞろぞろと清水の方に
全員が集まり始めていた。
「えっと、新しいマネージャーとして仮入部の」
「や、谷地仁花ですっ!」
彼女は少し緊張しながら
拳に力を入れて自分の名前を言った。
「おぉー」
「マジか!」
『よかったぁ!見つかったんですね!
私は一条寺A!清水先輩と
同じでマネージャーをしてるんだ!
仮入部だけど…よろしくね!』
「シャ、シャチッ!!
(うわ〜美少女だ。清水先輩とは違う感じ
身長大きいスタイル良いな〜
生徒会で副会長やってるし
クラスの男子からモテてるし主席の子に
声かけられちゃった…いいのか!)」
『(シャチ?)』
「1年生?」
「ヒィィ!1年5組であります!」
谷地は最初の東峰の印象に
驚いたのかまたビクビクした。
「『(あります?)』」
「旭、ちょっと引っ込め!」
「えぇ!?」
『はいはい…』
そう言いながら東峰は
澤村とAによって引っ込めさせられた
「!!」
「?…こらお前ら失礼だろ!」
『あはは…』
菅原の後ろで谷地をじろじろ
見ていた田中と西谷がいたため
谷地はまたもびくっとしていた。
この2人は女性経験が少ないからである
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reichan(プロフ) - 薊さん» ありがとうございます! (2020年5月6日 21時) (レス) id: 6782e5c62a (このIDを非表示/違反報告)
薊 - 142話主人公の苗字違ってますよ〜 (2020年5月6日 21時) (レス) id: c593b9094d (このIDを非表示/違反報告)
NEØ(プロフ) - いえいえ!!!これからも頑張ってください!!! (2020年3月19日 10時) (レス) id: 7a24a63867 (このIDを非表示/違反報告)
reichan(プロフ) - NEØさん» あ!本当ですね! ありがとうございますれ (2020年3月19日 10時) (レス) id: cece7fb186 (このIDを非表示/違反報告)
NEØ(プロフ) - 1個目の暗記が安危になってますよ?作者さんの書く文章がとても好きなのでこれからも更新頑張ってください!!!応援してます! (2020年3月19日 10時) (レス) id: 7a24a63867 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:reichan | 作者ホームページ:http://kurakura.raraya
作成日時:2020年3月5日 23時