112話 意外なこと、どうでもいい ページ19
『はぁ‥‥』
「うるさくなちゃって」
『もううるさいよ…。
私も悪いのは確かだし。
あと月島ごめん、着替え中
だったのは私が悪かった。
今度からは気を付ける』
「え、あーうん」
月島はAがそう言って
真面目に話したので一瞬え?
と出会遅れたように反応した。
『月島、ボタンほつれてるけど
今度直そうか』
Aは月島の
Yシャツを見ながらそう言った
「え、直せるの君」
『これでもできるの。
あんた身長大きいんだし
不便なことあるならやろうか?
マネージャーとしてこういうのは
少しでも手助けしたいし(^^♪』
「別に…いいよ//」
『え、そう?じゃあいいんだけど…』
月島はプイッっと違う場所を
向きながらそう言った。
「(顔だけはいいんだから、
別に気はないのに、何僕恥ずかしがってんだ)」
月島は一瞬でもドキッとしてしまった
自分に慌てていた。
「…」
2人の会話を何故かボーっとしながら
影山は見ていた。
『で、田中さん。
及川さんが月バレに…』
そう言ってAは月バレを
持っている田中の方を向いた。
「…!」
それに気づいて影山も
ささっと月バレを見始めた
「あぁ、そうなんだよ!」
「まぁ実力は全国クラスだからなぁ」
菅原は田中のぐぬぬと
言う言葉を遮るように言った。
「えーと…及川選手の好きな食べ物は牛乳パン」
Aは真顔にしながら呆れた
「座右の銘は…叩くなら折れるまでぇ…(-"-)」
「なんだそれ」
及川のその言葉はやはり
普段の悪い性格が出てるようだった。
「そんな余計な情報はいらねーよ!」
『ほかに何かないんですか?』
Aもやれやれと思いながら
田中に聞き始めた。
「ん?
青城は打倒白鳥沢を目指して
レギュラーだった3年生がほとんど
残ったらしいっすね」
『(あ、岩泉さん達ものってる)』
月バレを見ていたAは
及川の写真よりも岩泉、花巻、松川の
3人の写真の方がぱっと感じながら見ていた。
「オラ青城かかってこいやぁぁー!」
「こいやぁーー!」
そう言いながら田中は
月バレを引っ張りながら気合を入れ
日向もそれに続いて叫び始めた。
「こら、破れるだろ!」
『日向うるさい』(^^♪
菅原は田中を弾き飛ばして
Aは日向を見ながら
拳をバキバキし始めた。
「うっ!」
「はい…黙ります
(やっぱこえー!)」
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reichan(プロフ) - 薊さん» ありがとうございます! (2020年5月6日 21時) (レス) id: 6782e5c62a (このIDを非表示/違反報告)
薊 - 142話主人公の苗字違ってますよ〜 (2020年5月6日 21時) (レス) id: c593b9094d (このIDを非表示/違反報告)
NEØ(プロフ) - いえいえ!!!これからも頑張ってください!!! (2020年3月19日 10時) (レス) id: 7a24a63867 (このIDを非表示/違反報告)
reichan(プロフ) - NEØさん» あ!本当ですね! ありがとうございますれ (2020年3月19日 10時) (レス) id: cece7fb186 (このIDを非表示/違反報告)
NEØ(プロフ) - 1個目の暗記が安危になってますよ?作者さんの書く文章がとても好きなのでこれからも更新頑張ってください!!!応援してます! (2020年3月19日 10時) (レス) id: 7a24a63867 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:reichan | 作者ホームページ:http://kurakura.raraya
作成日時:2020年3月5日 23時