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113話 ユース ページ20

そう言って菅原は月バレを

開き始めると何かに気づいた。

『どうしたんですか?』

「牛若だ」

その言葉に気づいて日向と

西谷は月バレをぐいっと見た

「JAPAN!?」

そこにランニングの時間のため

全員を呼びにきた澤村、東峰、縁下が

部室に入ってきた。

「牛若が世界ユースに入ってる」

『え…』

そう言われて

その場にいた全員が驚いた

「世界ユース?」

「簡単に言うと19歳以下の日本代表」

山口が分からなかったため

月島が簡単に説明した。


「春高で宮城の代表になれるのは一校だけ。

俺たちが全国に行くには

牛若や及川を倒さなきゃいけないわけだ」

その言葉で周りは静かになった。

だが…それは一瞬で終わった

「よっしゃ!ランニング行くぞぉ!」

「「「おぉ!!」」」

全員が緊張や怖さは感じず

練習、勝利その思いが澤村によって

その決意が強くなっていた。

『…よし、着替えなきゃ』

Aは着替えてないことを

少しだけ忘れていたため

急いで更衣室へと向かって走った。



〜その頃〜

「やればできるやればできる」

「武田先生!?」

職員室で武田先生が

魂が抜けたような顔で同じことを

何回も言っていた。

〜〜〜〜


全員はランニングの場所へついた

「来たぜ、烏野名物。

ハートブレイクヒル」

『うわー…でかい』

「で…Aは何で来てんだ」

「俺が言ったんだ。

坂の途中で休憩でも疲れるだろうから

スポドリを持ってくるの

手伝ってくれって‥‥だけど」

澤村はそう言い始めていたが

呆れながら…

Aがのっている自転車を見た

「なんで自転車で来てるんだ」

『あーせっかくなら

坂の途中までいようかなと思いまして

なので自転車で上に行こうかと。

私も自転車通学なので』

「あぁー。なるほどぉー」

「だけど無理するなよ、

自転車でもここはきついからな」

「あぁ、こいつなら平気っすよ。

体力結構あるんで」

『影山ほどじゃないけどね』

そう言いながら

えへへと言いながら頭をかいた。

「「(いや、影山と比べるって)」」

Aのさらっといった言葉に

菅原と澤村はポカーンとした。

『じゃあ先行ってますね』シュパーン

そう言ってAは

自転車で坂を上っていった。

「はやっ」

「スピード落ちてないよなあれ」

「ひぇ〜」

「しかもあれで

全員分のとスポドリがあるって」

「すげー!負けてられねぇ!」

「おう!」

「だから張り合うなって!」

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reichan(プロフ) - 薊さん» ありがとうございます! (2020年5月6日 21時) (レス) id: 6782e5c62a (このIDを非表示/違反報告)
- 142話主人公の苗字違ってますよ〜 (2020年5月6日 21時) (レス) id: c593b9094d (このIDを非表示/違反報告)
NEØ(プロフ) - いえいえ!!!これからも頑張ってください!!! (2020年3月19日 10時) (レス) id: 7a24a63867 (このIDを非表示/違反報告)
reichan(プロフ) - NEØさん» あ!本当ですね! ありがとうございますれ (2020年3月19日 10時) (レス) id: cece7fb186 (このIDを非表示/違反報告)
NEØ(プロフ) - 1個目の暗記が安危になってますよ?作者さんの書く文章がとても好きなのでこれからも更新頑張ってください!!!応援してます! (2020年3月19日 10時) (レス) id: 7a24a63867 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:reichan | 作者ホームページ:http://kurakura.raraya  
作成日時:2020年3月5日 23時

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