ハイキュー 能力が診える彼女は3

108話　目が同じ ページ15

〜青城戦の負けからしばらくたち…。

選手たちの練習は力が入ってきていた〜


『ナイスキー！』

今は紅対白のチーム戦をやっていた。

「「うぇーい！」」

「…」ニヤッ

「う、うぇーい」

「いい加減慣れろ！」

白チームが点をいれたため

日向と田中がハイタッチをしていたが、

影山は慣れずに怖い顔で

ハイタッチをしている状況だった。


東峰のスパイクは影山は

ソフトブロックでワンタッチ

なんとかボールを返し、

次は月島がスパイクモーションに入った。

『(引っかかりすぎ)』

月島は強打に見せかけてフェイントで

ボールを相手コートに落とした。

「本当、面白いように引っかかってくれるねぇ」

「んだとゴラァ！」


サーブは山口となった

無回転にはなっていたが

鳩田のように上手いサーブとはならなかった

『(うーん、無回転なんだけどなー)』

スパイクは日向の囮で田中が打った

だが西谷が素早く拾い東峰のスパイクが入る。

『ナイスレシーブ！』

「ローリングサンダー！？」

「おう！

ロォーリングゥゥ！サンダァァー！」

「かっけぇー！！」

『あはは…(-_-;)』

日向は相変わらずだが西谷の

ローリングサンダーに目を輝かせた。

試合が進み最後に日向と影山の

変人速攻が決まり白チームの勝利だった。


「おーし、今日はここまでだ」

「もう1セットお願いします！」

「…あのなぁガムシャラに

やりゃあいいってもんじゃねーぞ？

キャプテン、お前からもなんとかいっ…」

烏養が澤村に返事を求めたが

澤村も日向と同じ目を周りも同じ目で

烏養に試合のセットを求めた。

「お前らなぁ」

『諦めたほうがいいですね』

結局6セット目までやった。

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