TRIBEの女の子

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貴方side



『ん〜……思いつかんな。マースはどうやって名前付けたの？』

樹｢他にも猫飼ってて、まいるとピアスって猫から名前取った｣

『なるほどね〜んじゃ私の苗字の松坂のまから始めよ！マースともお揃いで』

樹｢お、それはマースも喜ぶよ笑｣


ん〜…


『…マリン！目が青くて綺麗だからマリン！』

｢みゃ〜｣

樹｢気に入ってもらえたみたい｣

『気に入った？よろしくマリン〜』

｢みゃ〜｣


子猫の名前も決まったところで、樹くんに買ってきた物の使い方とかを教わる


樹｢まず餌。今は少し柔らかくして、だいぶ慣れてきたらだんだん水の量減らして｣

『なるほど』

樹｢これがシャンプー。お風呂に入れすぎるのもストレスになるから注意ね｣

『了解』

樹｢あと、まだ子猫だから箱も買ってきた。タオルとか敷いて、寝る時とかに入れてあげて｣

『わかった！』

樹｢それと、トイレと、子猫の飼い方とかの本も買ってきたから細かいことはこれ読んで｣

『おぉ、これは参考になる…』

樹｢あと、これは猫じゃらし…あ！マース｣


樹くんが猫じゃらしを出した瞬間飛びつくマース


可愛いなぁ…


マリンの方を見ると

『寝てる…』

その姿を写真に収める

『ふわぁあ…可愛い』

早速壁紙にした


樹｢あ、そうだ俺も帰ろうかな｣

『でも、外もうかなり土砂降りだから良かったら泊まって？』

樹｢いいの？｣

『うん、着替えも兄ちゃんのでよかったらあるし』

樹｢んじゃ泊まらせてもらおうかな｣

『ぜひぜひ！シャワー浴びてきな？着替え用意しとくから』

樹｢ありがと｣


樹くんがシャワー浴びてる間に兄ちゃんの服を用意！

ほんとに兄ちゃんの服めっちゃ役に立ってるな……

身長も178だから大体の人にはあうし、

まぁ玲於くんにはでかいだろうけど……笑

パンツはさすがに新品のだしとこう

兄ちゃんが｢誰か泊まりに来た時服ならいいけど下着は失礼｣ってたくさん置いてったんだよね



着替えの用意ができ、風呂場に向かうとマースもついてきた

足短くて可愛いな……


ｶﾞﾁｬ

『洗濯機の上に着替えも置いとくね！』

そう言うと風呂場から｢ありがとう｣と声が聞こえてきた


『よし！マース！戻るぞ！』

マース｢にゃー！｣


リビングに戻りソファーに座るとマースが膝の上に乗ってきた


『ほんと人懐っこいな……』


マリンもぐっすり眠ってるしマースもうとうとしてる


マースの暖かさが心地よくて気がついたら私も寝てた

……→←……

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