『名付けされたら魔王になっちゃった件』【転スラ】

26話 ページ34

召喚……ですか？


【はい！Q&Aコーナー！ﾊﾟﾌﾊﾟﾌ】


Q.召喚って簡単にできるもんなんですか？

A.《解。「上位悪魔召喚」には生贄が必要です》

え、メンド



Q.もうちょい楽なのある？

A.《解。「使者召喚」ならばお手軽に使者を召喚できます》

お！便利！



Q.使者って？誰が召喚できるの？

A.《解。召喚する使者の強さ、種族はかなりランダムです》

……え、ナンデスカソレ
スマホゲームのキャラガチャかなんかですか？

《解。違います》



Q.え、どーしましょ？

A.《案。取り敢えず一度、召喚してみてはどうでしょう》

…そうですね



【Q&Aコーナーしゅーりょー】


『うん、わかったミリム、後で召喚してみるねー
なので一度お引き取りください』


「おひきとり…？よく分からないが伝えたいことは伝えた！ワルプルギスの日にAの所に迎えに行くから準備しておくのだ！」


『りょーかーい』


( バ リ ン ッ ！ )


『なんで窓から出てくかな……？』


リグルドに報告だ (デジャヴ)



『……とまぁ、使者召喚(ガチャポン)しますか！』


スゥ〜ハァ〜スゥゥゥ〜ハァﾞァﾞァﾞァﾞ


なんか最後の息吐きミスったわ

一応
“いい使者(キャラ)が出ますように”
という気持ちを込めて深呼吸したのに…

これじゃあ絶対出てくるのは★１くらいの雑魚モンでしょ……

まぁ、物は試しだ！
せめてセリフは格好良く…！


『★６使者カモーン！「使者召喚」！！！』


…あなた絶対今(最初の一言いる…？)とか思いましたよね？
私エスパーですよ？(大嘘)←


いやおふざけは止めにして
不真面目に実況しなきゃ←


『おぉーっと！なんか私の目の前にデッカイ魔法陣が現れてメッチャ輝いてる…

…眩し！まるで前世の私の学校の校長先生の頭、もしくは今の私の穢れ無き心のよu《煩いです》サーセンン！！《それもです》……ハイ』


はーい、メンタルズタボロなので実況放棄しまーす☆


そんなコントを繰り広げている内に光は徐々に弱まり二つの影が見えた



おっと、二人来てくれたのかしら？
Aちゃん嬉しい♡(キモ)




……光が完全に止むと2つの影だったそれはハッキリと姿を見せた


片方は黒髪ロングで先っちょに赤色が入ってる女の子(？)

もう片方短髪&白髪で先っちょが水色の男の子(？)


あともう一つ視覚から得られる情報があるとするなら─




─




─




─どっちも狐の様な尻尾とお可愛い耳が生えてる、という事ですね

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