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第1話『降って湧いた災難』 ページ3

気まずい。



ただ、ただ、気まずい。




お互いのために、別々にお昼を食べた方がよかったのではないだろうか。




向かい合って食事をとっている間、玉森くんは一言も話さなかった。




だから私が必死に間を繋ぐ。




いい天気だね。とか、玉森くんはどんな食べ物が好き?とか、部活は何をやってたの?とか、とりとめもなく、たいして面白くない話を、私は必死で絞り出した。





・・のに。





のに!!






玉森くんはそのすべての質問に、気のない返事をするだけで、会話を続けようとする努力すらしなかった。





「・・・食べ終わった?」




疲れ果てた私は、早くこの場所から去りたくて、伝票を持って立ち上がる。



「伝票、俺にください」



「え?私が奢るよ。お世話してくださいって、そういう意味でしょ?」




「は?馬鹿なんですか?」





え?




今何か毒吐かれなかった?




呆然とする私から伝票を奪い取ると、玉森くんはあっという間に会計を済ませてしまった。




「待って?せめて割り勘で!」




先を行く玉森くんに向かってそう叫ぶと、玉森くんはさっきまでとは別人みたいな笑顔を見せた。





「ちゃんとお世話してくださいね?土屋さん」

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マキ(プロフ) - アニカさん» お久しぶりです。ちまちまとしか書けなくてなかなか筆が進みませんが、どちらとゴールするのか私も知らなくて困っています!笑どうにか完結したものをお届けできるように頑張ります(*^^*) (2021年12月12日 23時) (レス) id: 50fef8eb31 (このIDを非表示/違反報告)
マキ(プロフ) - みゆたままさん» 頑張れるのか、後輩玉森!笑!北山さんと別れる理由もなさ過ぎて、どうしようかと思案してます( ゚Д゚) (2021年12月12日 22時) (レス) id: 50fef8eb31 (このIDを非表示/違反報告)
アニカ(プロフ) - お久しぶりです。暮れに来て、またまた素敵な切ないお話!玉森くんが本当に玉森くんで(笑)食べちゃいたいほど可愛い!みっくんも不器用に優しくて泣けますね。やっぱりマキさんの作品が読めると、毎日HAPPYになります( ◜‿◝ )♡ (2021年12月8日 3時) (レス) @page1 id: c2540d2c8a (このIDを非表示/違反報告)
みゆたまま - 頑張れーー!!後輩たまもりーーー!! (2021年12月6日 0時) (レス) @page44 id: d71bf58877 (このIDを非表示/違反報告)
マキ(プロフ) - すいさん» B型コンビのケンカ芸私も大好きです!玉森くんの飄々とした佇まいが好きなので、そういう雰囲気が少しでも出せればと思っています(^-^) (2021年11月14日 2時) (レス) id: 50fef8eb31 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マキ | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2021年8月1日 23時

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