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第1話『降って湧いた災難』 ページ2

やっぱり全然頼られてない。



北山くんに玉森くんのことを頼まれたけど、彼が私を振り返ることは一度もなかった。




まぁ、いっか。




そろそろお昼の時間だということに気づいて、私は玉森くんに声を掛ける。




「お昼、食べてきて大丈夫だよ?」




「土屋さんは?」




「ん?」




「食べないんですか?」




「私はもう少し仕事片付けて食べる」




「じゃあ、俺も一緒に」



「気を使わなくていいんだよ?先に食べてきて?」



「北山さんに頼まれたでしょ?ちゃんとお世話してください」



「お世話?」



「はい」



「一人でごはん食べられないの?」



「はい」




冗談で言ったつもりだったのに、玉森くんは真顔で頷いた。






「・・じゃあ、一緒に食べに行く?」



「もちろん」






何が“もちろん“なのかわからなかったけど、お昼ご飯は一緒に食べないといけなかったみたいだ。






朝、物静かな人だと思った玉森くんの印象が、“掴み所のない、少し変わった人“に変換された。

第1話『降って湧いた災難』→←第1話『降って湧いた災難』



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マキ(プロフ) - アニカさん» お久しぶりです。ちまちまとしか書けなくてなかなか筆が進みませんが、どちらとゴールするのか私も知らなくて困っています!笑どうにか完結したものをお届けできるように頑張ります(*^^*) (2021年12月12日 23時) (レス) id: 50fef8eb31 (このIDを非表示/違反報告)
マキ(プロフ) - みゆたままさん» 頑張れるのか、後輩玉森!笑!北山さんと別れる理由もなさ過ぎて、どうしようかと思案してます( ゚Д゚) (2021年12月12日 22時) (レス) id: 50fef8eb31 (このIDを非表示/違反報告)
アニカ(プロフ) - お久しぶりです。暮れに来て、またまた素敵な切ないお話!玉森くんが本当に玉森くんで(笑)食べちゃいたいほど可愛い!みっくんも不器用に優しくて泣けますね。やっぱりマキさんの作品が読めると、毎日HAPPYになります( ◜‿◝ )♡ (2021年12月8日 3時) (レス) @page1 id: c2540d2c8a (このIDを非表示/違反報告)
みゆたまま - 頑張れーー!!後輩たまもりーーー!! (2021年12月6日 0時) (レス) @page44 id: d71bf58877 (このIDを非表示/違反報告)
マキ(プロフ) - すいさん» B型コンビのケンカ芸私も大好きです!玉森くんの飄々とした佇まいが好きなので、そういう雰囲気が少しでも出せればと思っています(^-^) (2021年11月14日 2時) (レス) id: 50fef8eb31 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マキ | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2021年8月1日 23時

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