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「A、買い物付き合って」
「あ、ごめん!今からバイト」
バイトが休みの日に買い物に付き合うと約束して、私は大学の正門を抜ける。
門の前の並木道は、落ち葉が絨毯みたいに敷き詰められていた。
冬が、もうすぐそこまで来ている。
「真野さん!」
唐突に名前を呼ばれて、立ち止まる。
目の前にいる女性を見た瞬間、心臓がすごい早さで音を立てて、嫌な予感が胸一杯に広がった。
「真野さんですよね?真野Aさん」
女性と呼ぶには、まだ少し早いかもしれない。
だけど、私よりいくつか若いはずのその人は、ちゃんとお化粧をして、堂々と私のことを見据えている。
彼女が身を包んでいるのは、玉森さんの勤めている女子高の制服。
この子のことは知らないけれど、この子が着ている制服が、私のことを十二分に警戒させた。
「・・・あの、あなたは誰ですか?」
「私ですか?この制服見たら、少しは見当つくんじゃないですか?」
「私に・・・何の用が?」
声が、震える。
薄ら笑いを浮かべる女子高生に、私は心底怯えていた。
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にかみつば(プロフ) - 北山くんのお話を優先して読んでたのですが、こちらも読んでみたらとても面白くてハマりました。三上先生の登場で更に面白い展開になってきて続きが楽しみです。いつも素敵なお話を作ってくださり、公開してくださりありがとうございます。 (2020年7月17日 16時) (レス) id: 74d56dba5b (このIDを非表示/違反報告)
マキ(プロフ) - marumarusubasubさん» marumaruさんは、もしかして横尾担様でしょうか?もしそうなら一緒です〜\(^^)/こちらが終わったら、書きかけの横尾さんのお話に取り組みたいと思ってます。いくつかお話をかかえてないと頑張れないので、未完がたくさんあるのがたまに傷な私です笑(*´-`)頑張ります★ (2019年9月16日 8時) (レス) id: a3dcba5f46 (このIDを非表示/違反報告)
marumarusubasub(プロフ) - レスありがとうございます。嬉しいです。すごく読みやすく、特に横尾さんのお話大好きです。個人的に横尾さんのお話熱望ですm(_ _)mこれからも楽しみにしています! (2019年9月14日 20時) (レス) id: 7cd9d44213 (このIDを非表示/違反報告)
マキ(プロフ) - ちい★さん» 本当に( ;∀;)やっとだったのに。設定的に30年近くかけて、初めて人を好きになったのに。。という、やりきれない気持ちになりました(自分で書いておきながら笑)。皆さんが願ってくださるラストになればいいなと思いながら(私も先は知らないのです)更新がんばります★ (2019年9月14日 15時) (レス) id: a3dcba5f46 (このIDを非表示/違反報告)
マキ(プロフ) - わわかさん» わわわわ(*´-`)私の書いたお話にかわいさを感じてくださってるなんて〜(*^-^*)嬉しいな♪ちょっと今の展開は穏やかではありませんが、ほんわかじんわりなお話に戻れるように苦しい場面を乗り越えたいと思いますp(^^)q (2019年9月14日 15時) (レス) id: a3dcba5f46 (このIDを非表示/違反報告)
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