大丈夫かな ページ19
Aは双子の誘いにのり、ウィーズリー家のクリスマスパーティーへ行く事にした。
両親には、友人の家のクリスマスパーティーに出るから帰れない、との手紙を出したが、返事は返ってこなかった。相変わらず無関心だ。Aはもう慣れっこだった。
「A、荷物は纏めたか？」
「おいおい、トランクが１つだけって……君ってミニマリストか何か？」
『……貴方たちの荷物が多いだけのような気がするけれど』
「まさか！」
「これでも足りないぐらいなんだぜ！？」
フレッドとジョージはそう言って笑った。
トランクを持って汽車に乗り込み、A、フレッド、ジョージは一緒のコンパートメントに座った。
今まで、コンパートメントには自分1人でしか座った事がないので変な感じだ、とAはモジモジした。
「どうしたA、クリスマスパーティーがそんなに楽しみなのか？」
「きっと驚くぞA。ママは君の骨みたいな体を見て悲鳴を上げた後、ベーコンを山のように焼いて君の皿に乗せるだろう」
「ママならやりかねない」
双子はそう言ってケラケラと笑ったが、Aは今になって不安に襲われていた。
自分はスリザリンであるし、それに無愛想で可愛げもない。フレッドとジョージは自分の事を気に入ってくれているが、彼の家族たちは自分を気に入ってくれるだろうか。
そんな不安を察してか、フレッドとジョージは優しく声をかけてくれた。
「大丈夫だよA、ママもパパも、兄弟たちも良い奴だ。きっと君を気に入るさ」
『でも……私はスリザリンよ？貴方たちって、代々グリフィンドールの家系でしょう？』
「寮なんて関係ないさ。前にも言ったろ？君は優しい。緊張して変に振る舞おうとせず、自然体にしてればいいさ」
『そう…ね……分かったわ』
フレッドとジョージに励まされ、Aは拳を固く握った。
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らら(プロフ) - Aliceさん» 一体どっちとくっつくのか…^ ^更新をお楽しみに……！ (2023年3月6日 17時) (
レス) id: 71ed0c2205 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - なにこの青春っ……！甘酸っぱい…🤤もう2人とくっついちゃえ…！😍 (2023年3月6日 14時) (レス) @page50 id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
らら(プロフ) - 灰さん» わわっ！嬉しいですありがとうございます^ ^ハートを１つ送っていただけるだけで励みになってます！！いつもありがとうございます！！次の更新をお楽しみに…！！ (2023年3月5日 22時) (レス) id: 71ed0c2205 (このIDを非表示/違反報告)
灰(プロフ) - はじめまして。ららさんの書く物語の世界観が素敵で、すっかりファンです^ ^双子の賑やかさが楽しくて、スリザリンの女の子もとっても可愛くて、読んでいて幸せな気持ちになりました。ハートをもっと送りたいのに、送れなくてもどかしいです。更新を楽しみにしています (2023年3月5日 18時) (レス) @page44 id: d11b046bc6 (このIDを非表示/違反報告)
らら(プロフ) - さくらねこさん» どっちにしようか迷ってる状態です…！！次の更新をお楽しみに…！！ (2023年3月5日 12時) (レス) id: 71ed0c2205 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らら | 作成日時：2023年2月26日 9時
