真選組女中！御用改めである！！【沖田総悟】(3)

しりょーかん ページ6

沖田さんサイド(にしたかったけど難しい)です




Aが探し始めた資料は、やはり吸血鬼についてだった。

遠くからそれを見ていると、Aがパッと振り返り控えめに手を振る。

手を振り返すと、ニコニコ笑いながらAは吸血鬼の資料探しを再開した。



深いため息をつく。


今日も道場に来なかったAを探し回り、

食堂でお茶を飲んでいたおばちゃんにAが資料館へ向かったことを聞いて慌てて屯所を飛び出したのだった。



案の定、Aに話しかけようとする野郎どもはたくさんいて。

その全てに、Aに気付かれないように威嚇した。



あいつには、自覚がなさすぎる。



無性に、イライラする。



いくら何でも、無防備過ぎるだろ。



Aを狙うやつは前からいたが。


今は特に、チャイナドレスだ。


大胆に入るスリット。

体型も丸見え。


ただでさえ顔が良すぎるってのに。


こっちの苦労も知らずに。




ほら、また。


Aは野郎に話しかけられても、困った様子もなく笑顔で何かを話している。



顔を真っ赤にしてまで、そいつらと何を話すと言うのか。








イライラする。

しりょーかん→←感謝

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おみくじ結果は「末凶」でした！

沖田さん

「好きですぜ、その顔」

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