真選組女中！御用改めである！！【沖田総悟】(3)

くらい、へや’ ページ40

下手に動いたりせず、目が暗闇に慣れるのを待つ。

男と戦う沖田さんの刀の音が、やけに大きく感じた。


･･･よし、大分目も慣れてきた。




だんだん灰色に近くなってきた暗い空間。

一際、黒い縦線が目に付く。

それも、ひとつじゃない。

等間隔でズラリと並んでいる。

まるでストライプ。

そのうちの一本を恐る恐る触ってみると、ひんやりとした感覚。

丸くて長い･･･棒？

縦に棒が等間隔に並ぶ、大きな箱状のもの。

･･･鉄の檻？


何か、何か音が聞こえる。

沖田さん達の音に紛れて今まで気付かなかったけど･･･

人の息･･･？

弱くて、荒い息。

しかもたくさん･･･

コンッと檻を軽く叩いてみると、まるで息を必死で殺しているみたいに音が消えた。



怯えてる･･･？



もしかしたら、売られてきた後ここに閉じ込められているのかも知れない。

「安心して下さい。

真選組です、助けにきました」

そう声をかけると。

格子の間から、いくつもの痩せた手が差し出された。

順番にゆっくりとその手を包み、言う。

「もう大丈夫ですよ。

少し、格子から離れて下さい。

･･･蹴破るので」

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• 金　運: ★☆☆☆☆
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おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

沖田さん

「好きですぜ、その顔」

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