真選組女中！御用改めである！！【沖田総悟】(3)

しょーじょのおへや ページ31

久しぶりに嗅いだれけど。

私には、分かる。


あれは。

あの匂いは。


濃い血のものだ。




あの男は。

確実に、人を殺した。

あれだけ鮮血を浴びるほど。


星や種族が違えど。

私と、同じ匂いだから。


分かってしまう。

私も、あの男も。


同じ、人外だ。





メ「どうか、したんですの？」

メリーヴェさんに顔を覗き込まれ、ハッと現実に戻った。


「･･･少し眠くなってしまって」

ややうつむきがちに言う。

ちゃんと、照れくさそうに頬を掻くことも忘れない。


メ「･･･そうでしたの」

私の下手な演技で納得したのかしてないのか。

どちらともとれないような顔で、メリーヴェさんが頷いた。




「･･･そう言えば、この星はどんなところなのですか？」

そっと、探りを入れてみたけど。



あまり不躾なことは聞けないか。

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おみくじ結果は「末凶」でした！

沖田さん

「好きですぜ、その顔」

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